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ボヘミアン・ラプソディ

今作品の全世界興行成績が5億ドル(約550億円)を突破。日本国内は公開4週目で33億円を突破。音楽伝記映画で大ヒットとなっている。とはいっても今作品の完成を迎えるまでの道のりは険しい。キャストやスタッフ間での意見の相違でブライアン・シンガー監督が撮影途中で降板。撮影終了の二週間前に代理監督で再起用されたデクスチャー・フレッチャー監督の元で撮影を再開し、作品を完成させた。

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今作品がこれほどまでに観客の心を鷲掴みにするのか・・・。フレディー・マーキュリーを演じるラミ・マリックはフレディのように背は高くないし、マッチョでもない。風貌、体系が似ていないのでミスキャストだと言って良い。そしてフレディーの歌声は唯一無二の為、今作品の歌唱シーンは口パクである。しかし、ラストの大円団を目の当たりにすると熱いものが込み上げ、何も言えなくなるのである。

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フレディの生い立ちや両親との確執と和解、LGBT差別、そしてHIV。今作品はフレディ・マーキュリーの人生の物語になっている。その彼の物語と最後のライブで歌う曲の歌詞がリンクし、胸を熱くさせ、心を強く揺さぶられる。激アツな今作品を堪能してほしい。


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