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燃ゆる女の肖像

あらすじ:18世紀後半のフランス、女性画家のマリアンヌは女性たちにデッサンを教えていた。アトリエの奥から生徒が持ち出してきた自分の古い油彩画を、マリアンヌは『燃ゆる女の肖像 』と呼び、その絵にまつわる想い出を回想する。

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私は絵画を見るのが好きだ。世界には有名な肖像画は多数あるが、今作品を鑑賞して肖像画の背景に様々なドラマがあると考えさせられた。

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今作品は18世紀の物語であり、女性同士の恋愛はタブーだからであろうか、マリアンヌとエロイーズの恋に落ちる瞬間がわかりにくい。いつのまにか二人が愛し合っているのでモヤモヤしながら見ることになる。

しかし、マリアンヌとエロイーズが別れ、ラストの再会シーンには感嘆させられた。このラストシーンを撮りたいがために120分の本編があるのだと思えば今作品は傑作である。

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