負けず嫌いだけど、上手く負けることも少しは上手になってきた気がする。
上手く負けることはすごく大切なことだと思う。
何をやっても上手くいくとか、何をやっても一番、何をやっても完璧だ、なんてことはない。
自分の努力ではどうしようもないこともたくさんあって、あきらめざるを得ないことなんてたくさんある。
そんな時、負けず嫌いを全面に押し出してしまうと余計にしんどいし、辛いなと思う。
私は少しずつ上手く負けることを覚えたような気がする。
さて、上手く負けるってどんなこと、と上手く言葉では言い表せないなと思っていたけれど、言葉を探してずっと考えこんだらある言葉にたどり着いた。
それは素直さということ。
自分の気持ちに素直になることとその素直な気持ちをちゃんと自分の言葉や態度で表すことなのかなと思っている。
あまり人には見せたくないような気持ちの部分があったとしても、それを言葉にしたり、態度にして見せることを恐れてはいけないと思っている。
ありのままの自分でいいのだから、それを素直に言葉にして、態度に出してみる。
それが負けるとか勝つとかと繋がっているのかどうかはわからないけれど、あまり人に見せたくないような弱い部分を人に見せていくことをできるようになることは上手に負けることにもつながるのではないかなと思っている。
弱みを素直に見せてくれるような上手に負けてくれる人がいると、ああいいんだな、間違ったっていいんだな、そういうこともあるよね、いいよね、と思うし、どんな自分でもいいなと思う大らかさや緩さが生まれる。
そしてそれは、幾つになっても大切にしていきたいと思う要素だなと思う。
負けたり、上手くいかなかったり、失敗したり、間違えたりすることは誰にでもある。
元々が負けず嫌い私としては、そういう部分を悔しいと思って、そこにフォーカスしてしまって、それを克服するために頑張ろうとするようなところがある。
だけど、そればかりを見つめてしまうととてもしんどくなってしまう。
自分なりの精一杯の努力だけでは克服できないこともたくさんあることにも気がついた。
弱いところを認めざるを得ないことがあることに気づいた。
弱さも認めながら、それをあははと笑い飛ばしながらも、でもそれでもできている部分、上手くいっている部分、いい部分に目を向けると、色んなことができているんだと思うことにも気付いた。
要は、自分のありのままを受け入れるとか認める、許すというようなことにもつながるのだと思う。
言葉にしようと一生懸命ではあるが、上手く言い表せなくて、モヤモヤしている。上手く負けることは今の私には今を生きていく上で大切な要素であり、少しずつ習得している最中であるということ。
そして、この文章も私の弱みがたくさん詰まった、中途半端な文章でもあるけれど、これが今の私の精一杯だからこれで世に出してしまおうと思っているということ。
中途半端でも、弱いところがたくさんでも私は私を精一杯生きたいと思う。
読んでくださり、どうもありがとうございました。
そら。
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