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継続が力になる!ブログやnoteを長く続けていくためのコツ

ブログやnoteを続けていくと、途中で必ずといっていいほど全く文章が書けなくなる時期が出てきます。

書けなくなってしまう理由は、仕事が忙しくなり書く時間がなくなってしまった、書くことに飽きてしまった、書くネタが枯渇したなど人によって様々ですが、一度文章を書くことから離れてしまうと、書いていた状態に戻るのはそう簡単ではありません。
そうして放置されたままになった多くのブログは、いつまでも更新されることなくインターネットの波間を漂っています。

そらいろくらげは2005年にブログを始めてから、2023年現在でもコツコツと書き続けているだけでなく、4年前にはnoteにも不定期で文章を書くようになりました。そこで、長年ブログを書き続けてきたことで習得した、長く続けて文章を書き続けるコツを、お伝えします。

ブログやnoteを長く続けるための心掛け

頭で考えすぎない

考えれば考えるほど、いい文章が書けるわけではありません。逆にいい文章を書こうと考えれば考えるほど、あれこれ考えすぎてなかなか思うように書けなくて苦しくなるだけです。文章を書くことに慣れれば慣れるほど、頭で考えなくなります。

例えば、初めて「ビーフストロガノフ」をつくるとします。まずはレシピを調べて必要な材料をメモしてからお店で購入し、レシピを見ながらつくることになります。慣れないうちは材料を揃えるだけでも時間がかかるし、何をするにもレシピを見ないとわからないし、レシピ通りにつくったにも関わらず失敗もすることだってあります。

それが何度もつくるうちに、材料をメモしなくてもスーパーへ買い物に行ったついでに材料を買い物かごに入れるし、分量や手順を覚えているのでレシピを見なくてもつくれるようになります。

書くことをルーチンワークにしてしまえば、頭で考えなくても書けるようになるのです。

反応を意識しない


情報発信をすると、どうしても気になってしまうのがユーザーの反応です。何回訪問されたか何度も訪問者数を見てしまうし、何回記事が読まれたか何度もチェックをし、「いいね」が付けばうれしいし、ないと寂しい。コメントが付くとうれしくて即レスするなどなど。気になるものは仕方ないのですが気にしすぎると、反応を意識しすぎてよけいに文章が書けなくなってしまいます。

記事を書くときは、大勢の人にではなく、その中の誰かひとりに届けるという意識を持っているとモチベーションを保つことができます。

いきなりブログやnoteで稼ごうと思わない

ブログには広告を貼れるし、アフィリエイトもできるから記事を書けば稼げる!noteは有料記事にすれば稼げる!そう思っている方は多いかもしれません。しかし、ブログやnoteで稼ぐのってそう簡単なものじゃないです。結果が出るのは、早くても書き始めてから1年はかかるでしょう。それも、コンスタントに読まれるための記事を書き続けた場合の話です。

有料公開しているこの記事は、元々ブログに投稿したものです。それをリライトしていたところ、この内容なら有料公開でもいいのではないかと思い、noteで有料公開することに踏み切りました。

ブログを始めたばかりなのにブログやnoteで稼ぐことに囚われてしまうと、稼ぐことだけが目標になってしまいます。稼ごうとするあまり、ネットでサクッと調べただけの薄っぺらい「どうでしたか?」記事を量産してしまうことでしょう。

まずはブログやnoteをじっくり育ててください。稼ぐのはそれからです。

毎日更新しようと思わない

ブログのノウハウを調べると、必ずといって出てくるのが「まずは100記事目指して毎日更新しろ」という記事。でも、毎日更新しようとがんばってしまうと、「昨日は書かないで寝てしまった...。せっかく毎日書こうと思っていたのに...。やっぱり自分にはムリだもうやめてしまえ」という深い罪悪感とともに筆を折ってしまうことでしょう。人は何かを続けようと思うほど、続けられなかったときに挫折感を大きく味わうものなのです。

ただし、「明日でいいや」は永遠に書けないので、ほんのちょっとでもいいので空いた時間に書くようにしましょう。くらげの場合は、思いついたときにスマフォのメモ帳に書いておいたり、書きたい内容を箇条書きして下書き保存します。それを、書ける時間があるときにまとめて書いてしまいます。

更新期間が空いても書こうとする気持ちは忘れない

仕事が忙しくて、ブログやnoteを書く期間が半年も開いてしまったとしても、記事を書こうという気持ちは忘れないようにしましょう。一度期間が空いてしまうと、書き方を忘れてしまってもういいや更新めんどくせーとなって放置してしまいます。

書く時間が取れなくなっても、仮タイトルを下書き保存する、記事になりそうなネタをメモしておく、気になったフレーズをメモしておく、思いついた言い回しを下書きに残しておくなど記事を書くための下地は整えておきましょう。

アカウントはメモ帳などに控えておく

ブログやnoteのアカウントIDとパスワードは忘れないように記録しておきましょう。更新期間が長期間開いてしまってアカウントを忘れてしまい、それで更新できなくなった人は案外いるものです。

書き続けているときは頭の中に記憶していたり、Cookieに記憶されていますが、時間が経てば消去されてしまいます。忘れないうちにメモ帳アプリなどに書いて保存しておきましょう。

いろいろな文章に触れる


文章の言い回し、表現はいろいろな文章に触れることで引き出しが増えます。中には本が苦手な方もいるでしょう。文章は小難しい小説を読まなくても触れることができます。マンガや雑誌、エッセイ本、ライトノベルだって文章です。

くらげはKindleで多くのマンガを読みますし、Kindle Unlimitedで大量に雑誌を購読しています。それでもいろいろな言い回しや表現は十分身に付いていると実感しています。

ブログやnoteを長く続けるためのネタ探し

自分な好きなことを細かく分析する

記事に書けることってやっぱり自分の好きなことが一番です。もしあなたがラーメン好きであったとしたら、それを細かく分析してみましょう。

いつも食べに行くおいしいラーメン屋さんがあったら、自分なりに細かく具の内容やスープの出汁などを分析する、サービスについて紹介する、場所、営業時間、アクセスなどの情報を掲載するなどそれだけで記事が一本出来上がります。

自分の経験を紹介する

自分が経験してきたことは、誰かにとって役立つことかもしれません。特に失敗した経験は、あなたしか経験できない貴重な経験かもしれません。

その経験の経緯、そのときに感じたこと、振り返ってみてどう感じたかなどを書いてみましょう。

<h3>SNSをチェックしてみる</h3>
案外ネタはすぐ近くにあるものです。もしX(旧Twitter)やFacebook、InstagramなどのSNSをやっているなら、フォローしている人の投稿をチェックしてみましょう。

例えば、Twitterで「カブに乗りたいけどどれがいいんだろう」というツイートを見かけたとします。自分がもしスーパーカブに乗っていて、カブシリーズに詳しければそれはすでに記事のネタです。
そこから、「カブって何?」「カブにはどんな種類がある?」「どうやってカブを選ぶ?」というように初心者に向けて知りたいと思うことを広げていきます。自分が悩んで調べて経験したことを、そのまま書いていけばいいのです。

「これくらいのこと知っているんじゃない?」と思うかもしれませんが、自分が知っていることって案外人は知りません。まったく知らないという前提で書いたほうがより役に立ちます。共通の趣味や仕事でつながっているフォロワーの何気ない一言や、フォロワーたちの間で話題になったことを取り上げてみてもいいかもしれません。くらげは何度かそれをキッカケに記事を書いています。

Twitterをネタ帳にするのであれば、ツイートのまとめができるToggeterを活用してみるのもおすすめです。一旦Toggeterでまとめてから、ブログで詳しく書いてみるという方法もあります。

ブログやnoteを長く続けるための技術

うまい人の文章やデザインをマネする

ブログの見やすさは、記事の内容と同じくらい大切なことです。文字が小さい、文字色が薄い、ごちゃごちゃして何がどこのあるのかわからない、カテゴリー分けがされてないようなブログは読む気が失せてしまいます。

読みやすいブログやnoteは、サムネイル画像を作成していたり、文章の行間を取っていたり、高解像度の画像を使っていたり、表などを使って情報が一目で分かるようにしたりと工夫がされています。

ブログデザインも大切です。ブログデザインは読んでもらうための入り口です。noteを見てわかるように、最近はよりシンプルなデザインが好まれています。シンプルで見やすいブログを見つけたら、まずはどこが自分のブログと違うのか比べてみましょう。

ブログデザインのカスタマイズ方法は、検索すると大量に出てきます。同じデザインのブログがなかったとしても、マネできそうな部分はいっぱいあります。

記事の型を決めておく

自分のブログやnoteの型を決めておくと文章を書く作業が楽になる上に、統一感も生まれます。例えば、一人称は「僕」「私」「わたし」「わたくし」「オレ」「俺」「僕」「固有名詞」などいろいろあります。自分をなんて呼ぶかを決めておきましょう。

文章の構成も決めておきましょう。冒頭に書くこと、締めに書くことだけでも決めておくとパターンがある程度決まっているので書きやすくなります。

ブログやnoteはOODAループで回す

OODAループとは、Observe (情報収集)、Orient (方向性の判断)、 Decide(施策を決定)、Act (行動)の頭文字をとったものです。

くらげは2005年の第一次ブログブームのときにブログを始めました。最初は楽天ブログに登録して「小屋付きの日々」というタイトルで、日記を書いていました。当時はただの日記しか書く人がいなかったのです。
10年近くの間、ホール管理の仕事とプライベートを中心に日記を書き続けていましたが、2016年頃からブログはただの日記ではなく、情報発信ツールに変わってきていると感じて、情報発信ブログへと舵を切っています。

Googleの検索アルゴリズムは、品質の高いコンテンツを検索結果の高い位置に表示するようになっています。早い時期に情報発信ブログへと方向性を切り替えたおかげで、その時期に書いている記事も検索されています。
もしこのまま日記だけを書き続けていたら、誰の役にも立たずにインターネットの海の底に沈んでいたことでしょう。

ユーザーが何を求めて訪問しているかを知る

自分が書いたブログには、どんなユーザーが何を求めているかを知ることが大切です。ただ闇雲に書いていても読まれずにそっ閉じされるだけです。
Google Analyticsを導入すると、よりユーザーのニーズがつかみやすくなります。一番このブログを訪れているユーザーはほとんどが検索からです。そのため、タイトルには検索されやすいキーワードを盛り込むようにしています。

よく読まれている記事は、何度か読み直してわかりにくい表現をわかりやすくするなどリライトをしています。Google Analyticsは、訪問するユーザー像を細かく分析してくれるツールです。このツールを活用してユーザー像を分析すれば、よりブログ記事が読まれやすくなります。

Google Analyticsの導入には、ブログサービスによってできるところとできないところがあります。もしできない場合は各ブログサービスのツールを使いましょう。ただし、このツールも有料プランじゃないと使えません。

noteの場合はGoogle Analyticsの導入ができませんが、ダッシュボードでどの記事が多く読まれているかということは確認できます。

まとめ

長々とブログやnoteを長く続けるコツについて書いてきましたが、簡単にまとめてしまうと「快適に書くために試行錯誤しながらOODAを回す」ということです。

OODAとは、Observe(観察)、Orient(状況判断、方針決定)、Decide(意思決定)、Act(行動)の頭文字を取ったものです。OODAは、PDCAと比べてスピードと柔軟な発想力があるため、ブログやnoteに適しています。

自分なりにOODAを回しながら、文章を書き続けていってください。

参考文献


ブログを継続するコツは5つだけ【三日坊主は卒業】|Tsuzuki Blog
【ブログを続けるコツ】10年以上ブログを書き続けてきた僕が、飽きないコツを解説します|Nature Drive
アドセンスの稼ぎ方「稼げるようになる方法って実は一番単純で一番難しい」|Tanweb.net
ブログを続けるコツは、とにかく更新のハードルを下げて、習慣化する!|水輝亭
初心者でもブログ更新を必ず長く続けられる20のコツを大紹介!| 個人事業主コンパス
論理的思考の放棄|登 大遊 (Daiyuu Nobori) の個人日記
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