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父の三回忌に思うこと

私の父が亡くなったのは、平成31年3月でした。元号が平成から令和になると発表されたすぐ後のことです。「父さん、平成が終わるね。令和になるんだね。」と毎日話しかけていました。


そして、まもなく三回忌を迎えようとしています。


丸二年。早かったような遅かったような。当時は毎日辛くて辛くて悲しくて、ネットでは「時間薬」という言葉をよく見ましたが「そんなの効くわけない!この悲しみが癒える時なんて来るの?」と思っていました。しかし、当時のように毎日泣くことはなくなり、ゆっくりとではありましたが日常に戻っていきました。乗り越えられたわけではないですが、形が変わってきたというかそばで見守ってくれているのかなぁと思えるようになったというか。とても不思議な感覚です。


さて、69歳で亡くなった父ですが遡ること約半年前から病院に入院し、いわゆる闘病生活を送っていました。この半年間は私や母や妹にとってはかけがえのない宝物のような時間でした。ニ年以上前の出来事なので、記憶が曖昧なところがあるとは思いますがその頃の事を少しずつ記していこうと思いました。

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