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金目鯛と孤独

威張りたい人には威張らせておいて金目鯛つっついている

世の中にも職場にも
自分が正しいと思っている人が何人もいて
自分の「自説」と「自慢」を語る。
それで僕は
そういう時には
ポケットにパチンコ玉を忍ばせておいて
それで耳を塞ぐことにしている。

でも、
そういう声の大きい人の考えが
なぜか「正論」のように受け入れられるから
つくづく不思議な社会だと、
そう言ってみたい自分の正しさに
みみっちくこだわりながら
正論も語れず
たまに何か喋っても
ほとんど誰にも相手にされない僕は思う。

一緒に酒を飲むことがあっても、
ただ、
そういう「渦」に巻き込まれたくなくって
僕は端っこで
金目鯛を一人突っついているのだ。

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