O脚、美脚への道のり。

先日書いた“猫背さんにおくる、ついでの姿勢正し。”にて、椅子に座るときの姿勢を正すコツをご紹介しました。

本日はその続編、座ったときの足の置き方に注目してみます。


日本人の8割はO脚

みなさんは、足の親指、ふくらはぎ、両内くるぶし、ひざ(ひざこぞうは前を向いた状態)が全てくっつきますか?

付かなかった方、下図のような方は、足の内側の筋力とお尻の筋力が弱ってO脚になっています。

O脚はほとんどの場合、遺伝ではなく日常の癖が積み重なって蓄積された結果です。

ひざのお皿が内向きになり、ひざの裏の筋肉が引っ張られ足の外側に体重がかかる状態になっています。

このままの状態では足の重心のバランスを悪くし、全身の歪みへと影響します。


座り方でさらに悪化するO脚

横座りなどの正座を崩したような座り方、椅子に座った時下図のような足の置き方をしていませんか?すべてO脚を悪化させる原因です。


O脚になるとどうなるの?

・脚の付け根が痛む

・ひざが痛む

・冷えやむくみを起こしやすい

その他、O脚が原因で他の場所にも影響を及ぼすことがあります。


どうやったら治る?

日常の癖が積み重なって蓄積された結果ならば、癖を見直せば良いのです。

脚痩せやO脚による不調の改善にもなりますので、通勤のついで時間などを利用し少しずつ治していきましょう。

せっかくなので、先日の座り方を参考に足下も整えてみましょう。


座ったときのストレッチ

1. 姿勢を正します。

2. 足先は正面に向け、足裏内側に意識し重心を置きましょう。

3. ひざのお皿を正面に向けたままひざ同士を付けます(無理なら寄せれるところまで)


O脚になってしまったひざを内に寄せることで、内転筋を強化します。

足を揃えたままひざをどちらかに倒すと足がより美しく見えます。

この方法を行うなら左右どちらも同じ時間ひざを倒しましょう。


立ったときのストレッチ

1. 両足の幅をこぶし一つ分あけて立ちます。

2. 足の付け根を外側に旋回させておしりに力を入れます。

3. ひざのお皿は正面に向けましょう。

4. おしりの力は抜かず、膝が痛くなる場合は少し膝の力を緩めます。

5. 足裏は内側に重心を置きましょう。

6. 余裕があれば足を閉じていきます。

これも通勤時間を利用して行えますね。

昨日ご紹介したウトゥカタアーサナは、足を肩幅に開いてひざの間にクッションなどを挟むと内転筋に効くので、O脚の良いトレーニングになります。

どれも簡単に始められるトレーニング法です。

気づいた時に少しずつ、美しい足を手に入れましょう。

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