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【未来予測編】どうなるYouTube!YouTuber業界!YouTubeは第二章へ突入。

YouTuberって....
キモい、下品、ウケる、面白い、かっこいい、凄い、尊敬できる、ああいう風になりたい、収入も凄いらしい、性格いい人も多いらしい、一芸がある人もいるらしい...。

色々なことを外から言われているYouTuber、
個人的には大好きな存在ではありますが、何故かとやかく言われていたのはあえて言語化するのであればやはり視聴者がいることで広告収益が入っているという仕組みをなんとなく、ぼんやりみんなが理解して俺たち「私たちが見ないと稼げない人たち」と思われていたからだと考えます。

「収入源が1つのように見える人」はとやかく言われがちな印象があります。テレビに出始めたり雑誌に出始めたり、はたまたコンテストで優勝して賞金をもらっていたりなど別の収入もあるように感じられ始めると、あの人はYouTuberではなく「YouTuberでもある人」や「YouTubeアカウントも持ってる人」のように感じられ嫉妬を買いづらいのかなと思っています。この辺りの印象コントロールの方法についての仮説は長くなってしまうので割愛しますが、知らない人から角が立ったり偏見を持たれたりすることが少し疲れてしまう人は少し見せ方の設計も考えてみても良いかもしれませんね。(突き抜ければ関係ないし僕は私は気にしないという意見も多いとは思いますが)


さて話は戻り、そんな中で注目を浴びてきたYouTube。当初よく思っていなかった人もYouTubeを見るようになった。YouTubeには様々なコンテンツが上がっている。Twitterをやっていたはずが気付いたら飛んでYouTubeを見ちゃってる。YouTubeがみんなの当たり前になってきた。
こんなことって初めてなのだろうか。

このnoteというサービスも、
頭が良さそうな人たちだけがやっていたけど、今は企業のアカウントが始まったり、漫画も見れ始めたり、流行っていきそうな匂いがプンプンしている。ブロガーって呼ばれてamebaやデコログやcroozブログをやってた個人に始まって、今、企業が文字で発信しようとし始めてる。書く側だけじゃなくて、みんなが読むようになり始めてる。

ウェブサイトやSNSだってそうだった。
エンジニアの人たちがホームページを作ったりして、気が付けば企業も自社サイトを持ってて、
ワーワー呟いてたTwitterもInstagramも、気が付けば企業のアカウントがあったりして。

サイトの中にブログのようなメディアを持つ企業だって沢山ある。

そして今、2020年、5G回線など環境も整い
ブロガーやエンジニア、インスタグラマーと同じような
時代に最初に着手したYouTuberというパイオニアの人たちがみんなに広めた YouTubeも、当たり前にみんながやるものになろうとしている。
YouTube業界第二章の幕開けです。

それはつまり
YouTuberという単語は継続して残りつつも
YouTubeアカウントを持っているという意味合いでの会話が増えるということです。

テレビ番組やメーカーなどのアカウントなど各会社のアカウントができます。プロが参入して来て、スポンサーが付いたクオリティーの高い番組や、放送作家(YouTube作家と呼ばれる肩書きは急増)が付いたりして構成がより考えられた番組なども上がります。動画というよりは番組と呼ばれるようにもなるでしょう。テレビと呼ばれていた概念はモニターという認識に変わっていき、そのモニターを通してYouTube、Netflix、fulu、テレビ朝日、フジテレビ、NHK...など何を見るかというように思われていきます。まだ一定はテレビという概念で各放送局は括られるかもしれませんが後々はそれぞれがチャンネルとして認識されるようになります。
例えばYouTubeもUUUM局のような見せ方をした瞬間にそれはテレビ局と同じような認識に近づいていけますし、戦略次第ではありますが...。

インターネットの登場により、SNS広告、SNS、webメディア、テレビ、街頭媒体、出面無限大時代となりましたのでこれからはクオリティーの高いコンテンツを全ての媒体に二次利用どころか十次利用するようなつもりで各フォーマットに編集できるよう練ってクリエイティブ制作を行うようになっていきます。ライブ配信なども1つの配信を各チャネルに一斉配信するようになっていきます。バラバラに散っていた予算も、そのように考えると予算は集まるのでやはりプロが活躍できる場になっていくことが予想されます。


治安やマネタイズ方法など諸々見えて来たことと、デジタル広告予算が上がっていることなどから予想通り芸能人の参入が多く始まりました。芸能に置ける二次利用の値付けなども変化があるでしょう。


「ひとりひとりに、劇場を。」というドンピシャすぎる名コンセプトを掲げる吉本興業さんのYouTubeMCNはもう誰も止められない破竹の勢いで今度も猛進されていくことでしょう。


また、すでに弁護士や会計士の方のチャンネルなども盛り上がっていますが、まさにこれからは本屋で売っていた参考書が買われていたように専門家のYouTubeチャンネルはPV数を出していきます。

キュレーションサイト時代のSEOのような概念で伸ばしてくるメディアチャンネルも出て来ます。これはサイトとの相性もいいのでメディアは特にやるべきとなってくるでしょう。雑誌PopteenはYouTube、TikTok、Twitter、Instagramなど既に先陣をきっています。

また監視や在庫状況の把握、列の確認などの利点で
店舗にある監視カメラという保管用のみに稼働していた装置は
「YouTubeライブで毎日生配信する」ことに代替するかもしれません。

大げさな話全世界が監視していて盗難が減り、監視員の人件費は削減、カメラに映るスタッフは背筋が伸び、お客さんは常に在庫状況がわかるのでお店に向かうかどうかを判断でき、列が長蛇かどうかすらわかるので行動を決めることができる。そんな視点から毎日売り場を生配信して売り上げが上がり盗難が減ったお弁当屋の事例なども注目されています。

24時間営業を続けるキッチンDIVEでは悩みの種の万引きが解決された。

これは例えば相席屋はサイトで男女の人数が出ていることで便利になっているという話に近いですが、ラウンドワンやカラオケのレジなどもどうなるのか見ものです。列があるかないかがわからないから一度集客することができるということもあるかもしれませんし、タピオカ屋など飲食店であれば列が客を呼ぶということもあるかもしれません。でも弁当屋のように1時間と決まったランチでスムーズに購入することが重要になる場合は上記のような事例が出ています。

今後もこうした不意に発見される新しいYouTubeの使い方はまだまだ生まれるかもしれません。個人的には保育園などを保護者向けに限定公開URLで生配信したり、痴漢がある電車や各駅のホームなどを公開生配信すると安心できて良いかと思います。職人工房、工場なども制作過程を配信すると見入ってしまう人、想いを汲み取って購入しようと思う人なども増えるのではないでしょうか。

今後の流れ
・プロの参入による激化、どう見られるかや視聴数を上げるかが課題に
・地方YouTuberや高年齢YouTuberの多発
・みんなで別の収入を獲得しようとする家族YouTuberが増える
それに伴いカリスマお母さんが続々と生まれていく
・限定公開URLの使用方法の多様化
家族間のビデオレターはYouTubeの限定公開によるURL共有になるなど
・事務所バリューの高度化が求められ、個人事務所が乱立、インフルエンサーリファラル採用時代の幕開け。
・クオリティーの高い動画をが見られるための広告運用チームとWeb記事の書き起こしなども行うライティングの企画編集チームの台頭
・オリジナルアニメーションチャンネルの激化と既存IPの参入による激突
・最も短尺なクライアントワークであるYouTube6秒広告の制作チーム争いの激化
・スポンサーがついたチャンネルや番組が増えテレビクオリティーの番組が増える
・イヤホン環境を想像した複数パターンの編集と複数箇所への配信展開
・課金が流行りバックグラウンド再生が広まった段階でのラジオ番組風音声コンテンツの伸び
・IGTVがあれば編集され投下されるYouTubeコンテンツ増
・ジャパネット高田のような配信のアーカイブ場所としての使用
・2019年に比べ、若い視聴者含めYouTubeに自分たちはお金を落とすこともあるんだなという認識に少し変化してくる
・ハリウッドじゃないですが、制作陣が力を持ちます。プロ化に伴い、クレジットなども掲載されるようになって制作チームが優れていることが露出します。優秀な制作チームの取り合いになります。


その他、その先に関しては
弊社が作ろうとしている新規サービスなどにも絡んで来てしまう
予測もいくつかあるので直接会った際に聞いてくださいませ。



昨年やらせていただいたYouTube周辺企画で記載できるちょっと変わったものだと
例えば講談社様とのお取り組みで東野圭吾さんの希望の糸の1シーンをイメージした予告編ムービーを10代で東野圭吾作品に昔から熱中していた16万フォロワー超の木村なつみさん主演で制作、全国の書店で二次利用として放映しました。YouTube単体では東野さんのお力が大きく20万PV超となっており、全く新しい層への認知や興味喚起を行えました。

制作:ガンズロック


余談として、
YouTube施策ではない別施策なので説明としては触れませんが、同じ視点で企画させていただいた講談社さんとのお仕事では大きな成果も生まれています。(現在も全国900書店以上でのお取り扱いがございます)

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RSK放送さんのYouTubeチャンネルでは弊社専属マネジメントで岡山県が地元のまつきりなが出演させていただいており撮影も行っておりますが、その番組をテレビで番宣していたき流動性があり今後盛り上がりそうです。


近しい企画で朝日放送テレビさんのYouTubeチャンネルにも出演させていただいております。



AbemaTVさん、3minutesさんと制作させていただいたアパレルブランド、木村なつみの商品コアファンに向けたメイキング動画を自社制作するなど、しっかりと想いを届けられたことが売り上げや満足度の向上に繋がりました。


最後に
今、作りたい番組もやりたいYouTube施策も沢山あります。
1,000本以上編集して来たYouTubeエディター界で5本の指に入る天才もいますのでスポンサーとして面白いことをしようと思っていただける企業様いらっしゃいましたらご連絡ください。
※トップ画像はYouTubeではなくBilibiliです

contact@foru.co.jp

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より良い記事を書けるよう何かのインプットに使用させていただきます。ご検討いただき有難うございます。またぜひ読みに来ていただけると嬉しいです☺️