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Think Globally, Act Locally.

みなさん
こんにちは!

P2M Group  |  General Manager の新井です。

今回は、先日大学生の皆様へお話しさせていただいた企業講話の内容を可能な限り文章化し、私たちが P2M Group として届けていきたい価値と、そのカタチ(届け方)を書いていきたいと思います。


WHY:私たちが目指す方向

"Performance Up" の体験を通じて、人々の幸福を具現化し、社会に貢献する。

P2M Group 2022.10


これが、私たちのP2M Group の VISION(組織の目指す方向性や存在意義を示したもの)です。

この言葉に反していることは、私たちにとっては不正解となり、この言葉に沿っていることは、私たちの中で推進していくべき対象になります。



"Performance Up" とは?

私たち P2M Grop では、 "Performance Up" と言う言葉をこのように定義しています。

"Performance" とは、ヒトがつくり出すアウトプットの全てを指す。
身体の機能や性能はもちろんのこと、感情、情緒、気分、幸福感なども含まれる。

“Performance Up” とは、それらが今の状態より、良くなることを指す。

P2M Group 2022.10

よく、Performance と聞くと、舞台の演技、見世物、アスリートの様子などが連想されますが、私たちの中でのこの言葉の定義は少し違います。

「ヒトがつくり出すアウトプットの全て」の中には、目に見えないもの(感情や思考など)も入ってくるからです。


もちろん、

◾️ 筋肉量が増えた。
◾️ ジャンプの数値が向上した。
◾️ ボディラインが引き締まった。

なども、素晴らしい "Performance Up" ですが、

目に見えないもの(感情や思考など)が少しでも良くなることも "Performance Up" に含まれるとすると、

◾️ 表情の暗かった子が、明るくなった。
◾️ 家族とのコミュニケーションが円滑になって、嬉しくなった。
◾️ 感謝の言葉を伝えられて、幸せな気分になった。

これらのことも、"Performance Up" と呼ぶことができます。



今の時代に求められるものを考えた先に。

様々なテクノロジーが進化し、ほぼ全ての物事が便利になった世の中。

そんな中、求められていくものは何なのか?
私たちに届けられるものは何なのか?

それを考えた時に私たちは、"体験" という言葉に行きつきました。

笑顔になれる "体験"
感動する "体験"
一生忘れられない幸せな "体験"

そんな体験を通じて、
人々の幸福を具現化していきたい。
笑顔、元気、感動、幸せを、一人でも多くの方に届けていきたい。



私たちはそんな想いで活動しています。

これが、私たちの羅針盤です。迷ったとき、困った時、ここに立ち返って、自分たちにとっての良し悪しを決めることができます。
この VISION を実現するために、私たちがすべきことを考えよう。

そうして生まれたものが、MISSION です。




WHAT:私たちがすべきこと

革新的なソリューションを普及させ、笑顔と感動で社会を満たす。

P2M Group 2022.10

これは私たちの MISSION(Vision の実現のために私たちが定めている使命)です。

革新的なソリューションというのは、あえて抽象的に書いていて、世のため人のためになること、「これがあったら助かるわ!」というものをより多くのパターンでお届けできるよう、あえて、"革新的なソリューション" という言葉を使っています。

目の前にいる方が求めているものが、"ふらっと立ち寄れるサードプレイス" だったら、「カフェ」がソリューションになることだってあるし、"手軽に健康的なランチを済ませられること"だったら、「レストラン」「お弁当屋さん」がソリューションになるかもしれない。

SNS で私の投稿を見ている方は、「ジム」「トレーニング施設」をイメージされるかもしれませんが、Group としても、私個人としても、常日頃上記のようなことばかり考えています。

「〇〇だけ」といった枠組みに囚われずに、世のため人のためになることに果敢にチャレンジしていきたい、といった想いがあるからです。


そうはいっても、現在 P2M Group で既に フィットネス・ジム、パフォーマンスセンター、コンディショニングセンターが 計4店舗展開されていますので、私たちとしても、これらの実店舗を通じて、「革新的なソリューション」を届けていきたいという思いがあります。

*ちなみに、2023年5月に オープンしたインドアゴルフパークでも、(革新的なソリューションとして)最先端の弾道測定器やゴルフシミュレーターを導入し、会員様からかなりの好評を得ています。



フィットネス - コンディショニングサービス としての「ソリューション」

では、私たちが、フィットネス・ジム、パフォーマンスセンター、コンディショニングセンターを通じて届けていきたいソリューションについて、書いていきたいと思います。

私たちが目指しているものは、「Integrated Conditioning System -統合されたコンディショニングシステム- 」です。

それは、さまざまな学問を統合したもの。
全ての世代に適応できるコンディショニングを体系的にまとめたものです。


「解剖学」「生理学」「運動学」「心理学」「栄養学」かく学問を独立させて考えていくことには、限界があるのではないかと考えています。

私たちが普段、子供から大人、高齢者まで "Performance Up" のための コンディショニングサービスを提供していく中で、「生理学の視点ではこう。でも、心理学の視点では?」のような矛盾が必ず生まれていたからです。

学問的にはこうであっても、現場レベルで生まれてくる矛盾。
運動指導者・治療家の方であればこのような悩みに直面したことはないでしょうか?


私たちに求められるのは、各学問を独立した要素として捉えてアプローチすることではなく、各学問を統合した全体性のある考え方、そしてそこに基づいてアプローチすることだと気づきました。

現在、理学療法士、柔道整復師、健康運動指導者、アスレティックトレーナー、ストレングス & コンディショニングコーチ、パーソナルトレーナーの仲間とともに、国内・海外問わず様々な教育コンテンツでの学びを通じて、 Integrated Conditioning System の開発に取り組んでいます。

最先端のコンディショニングシステムを開発し、それを全ての世代へ還元していく。

これが現在、私たちが "フィットネス・コンディショニングサービスとして" 成し遂げるべき使命と考えております。



WHO and HOW:誰にどんな形で届ける?

誰に届けるか?

私たちがこれまで、Integrated Conditioning System の開発に取り組んでいる中で、皆が感じていた疑問がありました。

「このようなコンディショニングサービスができたとして、いったい、誰が受けられるのだろう?」

実際に様々な教育機関で学んでいて感じたことは、「 トップレベルで活躍しているアスリートなど、非常にごく一部の方々が受けていることが多いのではないか?」ということです。

世界レベルのアスリートだから、世界レベルのサービスを受けられる。
世界レベルの重要人物だから、世界レベルのサービスを受けられる。

そういった背景も、少しはあるのかもしれません。
しかしながら、私たちが望むことは、それとは違います。


私たちは、そんな世界レベルのサービスを、

◾️ 目の前で、杖をついて歩いているご高齢の方に届けたい。
◾️ 日々のストレスに悩まされている主婦の方に届けたい。
◾️ 毎日毎日、必死になって家族を支えようとしているビジネスマンの方に届けたい。
◾️ 遊ぶ場所と機会が少なくなって困っている子供達に届けたい。

そのように思っています。

*当然、アスリートもその中には含まれていますが、より届けることが難しい方々へという意味を込めて上記のような表現をしています。

P2M Group の4施設には、2歳、3歳の未就学児から、98歳のお客様まで全ての世代が来ています。

私たちは、Integrated Conditioning System(世界水準のコンディショニングサービス)を、"Performance Up" を目指したい全ての世代へお届けします。



どんな形で届けるか?

さて、ここまで読み進めていただいたみなさんは、「4施設 !? 2歳〜98歳!?」「とんでもないことができそう!」「すごい!」と感じられたかもしれません。

しかしながら私たちは、自分たちのことを「すごい!」なんて、1ミリも思っていません。

それには理由があります。

私たちが、どんな規模で、どんな形で、上記に記したようなことを実現しようとしているのか?
"今" ある私たちのカタチをお伝えします。

みなさんご存知の東京都です。
私たち P2M Group は、品川区内でサービスを展開しています。都道府県、面積ランキングが45位の東京都の中に、品川区はさらに小さく存在しています。(写真1:品川区、ベージュカラーの部分)

写真1

それでは、品川区を拡大してみてみましょう。(写真2:白の部分全体)
こんなカタチをしています。品川区の面積は、東京都の約 1 / 96 です。

みなさん、気になりましたか?
ベージュの部分があることを。

この品川区の中のベージュで塗られた部分、ここが私たちが施設を展開している地域です。

「荏原第四地区」といいます。

ここです。
ここだけなんです。

ここの中だけで、私たちは先ほどご説明させていただいた、Integrated Conditioning System を全ての世代に届けるサポートをしているのです。

写真2

荏原第四地区を拡大してみてみましょう。(写真3)駅で言うと4つほど、東京なので、一つ一つの駅の間隔は 1キロもないことが多くあります。

写真3に丸で示されているのが、私たちの展開している各サービスです。
ここでは一つ一つの説明は割愛しますが、以前の投稿にざっくりと説明が載っておりますので、よろしければそちらもご覧ください。

写真3

この規模感で、私たちは全ての世代を支える、世界水準のコンディショニングサービスを確立しようとしています。

この規模感で、生まれたばかりの子どもたちから、杖をついて、背中を丸めて歩いているおじいちゃんたちまでに、笑顔を感動を届けようとしています。

みなさんも、「これならできそう!」と思いましたよね?
だから私たちは、自分たちのことを「すごい!」なんて、1ミリも思っていないのです。

この地域でできなければ、都の規模ではできない。
この地域でできなければ、国の規模でできない。
この地域でできなければ、世界規模でできない。

世界水準で考えているコンディショニングシステムを、まずはこの街に普及しよう。

Think Globally, Act Locally.
地球規模で考えて、地域規模で行動しよう。

Patrick Geddes, 1915

私たちの "届け方" と、そこにかける "想い" に、ぴったりの言葉ではないかなと感じています。

目の前にいる方が、笑顔になるために、
心身の悩みを抱えている方が、笑顔になるために、

まずは、地域規模でできることを、考えてみませんか?

結構な量になってしまいましたが、これが、私たちの "届け方" です。



おわりに

企業を選ぶ際には、その企業のビジョン、ミッションなど、どんな想いでその企業が事業を展開しているかをしっかり知ることをオススメします。

先日機会をいただいた大学生に向けた授業で、彼らに伝えました。

私たち P2M Group が どんな想いでどんなものを目指していて、それらをどういったカタチで届けたいかを知っていただけたら幸いです。

本当は直接お伝えした方がより理解していただけると想うのですが自分の思考の整理のためにも文章化しておくことが良いと思い、今回このような形で NOTE に記載させていただきました。

私たち P2M Group は、まだまだ発展途上です。
ステージに立てているかもわかりません。

レールのない道を、もがきながら進んでいくことほど、ワクワクする体験はありません。

決められたことを進めるのではなく、何を進めるかを自分たちが決める。
問題を解決するのではなく、問題を発見する。
機能を届けるのではなく、意味を届ける。

私たちの想いに少しでも共感し、一緒に "ワクワク" していただけたら大変嬉しいです。

最後までお読みいただき、本当にありがとうございました!

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