「光過敏性てんかん」

この現実を突きつけられて、
約半年の月日が経とうとしている。

この診断は“奇跡”そのものだった。

この診断がなければ、

これからも元気と勘違いし、

それを偽ったまま、

僕は解決策のない日々を
これからも過ごす事となっていただろう。

そしてそれを裏付けるかのように、

僕は約9年の月日を
苦しい思いをしながら過ごしてきた。

そこには安心なんてのも何もない。
訳も分からず発作と闘う日々。

根性。

気合い。

努力。

結局は己で何とかするしかなかった。

それしか方法がなかった。

けど…

向かえる結末は？

どーにもできない現実。

そして何も出来ない非力な自分に
悔しがる毎日だった。

診断が出ても、

結論は「病気と共に過ごしていかないと」

という現実。

とにかく怒涛だったよ笑

分かれば分かるほど、
どんどん現実を突きつけられる。

でもこれだけは言いたい。

僕自身に。

「9年間よく頑張りました」

「光過敏性てんかん」

いわば、ある種“脳障害”だ。

それなのに、

よく生きたよ。

訳も分からず発作と闘ってたあの日々も。

みんなと同じように、

思い返せば、

一度も諦めなかったな。

そこはまず自分を褒めてやらないとね。

よくめげなかった。

そしてよく歩いた。

諦めなかった。

その結果が…

“今”なんだろ？

とは言いながら、僕はもう健常者じゃない。

「光過敏性てんかん」を患った。

障害者だ。

そーだねー。
ものすごく聞こえの良く言うのなら、

“ハンデ”を持った人間だ。

したくてもできないこと。

諦めないといけないこと。

人一倍時間かかること。

あるよ。

それは生涯続く。

でも、

できないと世の中に置いてかれる。

社会で通用しない。

「光」

それは必ず避けて通れない。

君は光がなしで生きれるか？

光＝電気が使えない

となると？

君の家の照明。

君が使う電車。

暖を取ることも今のようにできないね。

そして今君がイジってるじゃん。

スマホだよ。

現代でそこを避けるのは不可能に近い。

なくなっちまえよ笑

そう思った。

それが、僕にとって1番“楽な”世界だから。

そうなれば間違いなく僕“は”幸せだろう。

でも世の中自分中心に回るのか？

そしてそれが自分が望む事か？

違う。

そんなに都合は良くない。
そして望んでない。

じゃあ、僕はどうしたか？

みんなの価値に合わせにいった。

君と同じ位置まで行くことにしたのさ。

「0から1を作る」

君は0から1を作ったことはあるか？

ほとんどがないだろう。
0を「地面」とするのなら、
1は「土台」だ。

「土台」が出来れば、
あとは設計するのみだね。

でも設計するには、
頑丈な「土台」がいる。

万人を支えれるような，
受け入れられるような。

だから難しい。

君達は間違いなく、最低でも、
0にいる。

僕はさっきなんて言った？

「君と同じ位置にいく」

そう言った。

それはつまり君達の“当たり前”を

今度は僕が“当たり前”にすると言ったんだ。

君の0が当たり前に存在するなら、

僕はマイナスからのスタートになる。

マイナスから0に持っていく作業。

0は「地面」だったね。

マイナスは「海」としようか。

「海」の上にそのまま立てますか？

無理だよね。

できるなら今度教えて笑笑
呑みにでも行って詳しく教えて笑笑

僕は「地面」から。

「土台」の「土台」作りからのスタート。

結構苦労したよ。

でもいつかは笑い話にできる日がくるだろ笑

その時にでも残すよ。

君達の一回で済む作業を、

二回もしなければならなくなった。

これは僕が望んだことか？

そうじゃない。

毎度毎度言うけど、

できない人がいることを忘れたらいけない。

忘れた時点で、

「君は負けるだろう」

忘れかけたなら、

思い出せ。

人間忘れる。

じゃあ、忘れない工夫をしろ。

君は僕より、脳がよく働くはずだ。

キツく言うが、

君は健常者だ。

できないはずがない。

そして、可能性も秘めている。

（何か疾患持ってる人がいたらすいません！
　あくまでも元気で、のほほーんとしてる
　人向けにここは言ってます！）

そんな君を超えるのが、
今の僕の楽しみだ。

もうワクワクしてるよ。

自信持ちな。

元気でいる。

“健常”でいる。

これほどな幸せはない。

だから、できないなんてないんだよ。

やるか？

やらんか？

その2択さ。

君の今の生活は？

君が決めた事ができてるか？

イヤイヤなら辞めちゃえよ笑笑

人生もったいないよ笑

9年間、「空白の時間」を味わった。

経験者が言うんだから。

楽しい事して過ごせよ。

勉強は、

引き出しを増やすだけの

「金儲け」のツールだよ。

この話もしだしたら長くなるな笑
やめよ笑

僕はこの経験で、

この9年で、

幸せについて、

当たり前について、

夢について、

頑張るについて、

沢山学びました。

そして、やっと。

君達の見てる景色が見えました。

やっと同じスタートラインに立てました。

背負うものは多いけど、

心置きなく暴れられそうだよ笑

僕にできる事。

僕にしかできない事。

僕だからできる、分かる事。

それをもっと探していくよ。

とりあえず、俺9年間お疲れ様。

そして、サングラスした俺。
これからよろしくな。

「圧倒的な強さを手に入れて

　誰よりも優しくなれ」

じゃ、またね。