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しない生活

今、群ようこさんの「しない。」という本を読んでいます。日常のいろんな「しない」こと、「やめた」ことについて書かれたエッセイで、とても楽しく読み進めています。そこで私も、自分の「しない」ことについて挙げてみました。

1.基礎化粧品・・・肌断食を始めて以来、4年間基礎化粧品を使っていません。石けんで洗顔後はワセリンのみ。最近はシアバターを薄くつけることもありますが、それのみです。ファンデーションもつけません。

2.リンス・・・洗髪は固形シャンプーのみ。リンスはしません。ドライヤーの前にホホバオイルかシアバターをつけます。

3.夜更かし・・・睡眠時間を削ることは、双極性障害の患者にとって命取りです。毎晩10:30にはベッドに入ります。眠れなくても決して起き出しません。

4.無理しない・・・疲れや羽目を外すことも、双極性障害の症状を悪化させるので、極力興奮しないよう、疲れないよう、疲れを貯めないよう、ほどほどに無理をしないで暮らしています。

5.電話・・・もともと電話が大嫌いで、かかってきても出ない(出る勇気がない)ことが多いです。電話をかけるのは美容院の予約ぐらい。

6.ハイヒール・・・車生活ではないため、日常的によく歩きます。ハイヒールは痛い、疲れる、靴擦れができる、長く歩くのに適さない、そもそもヒールに合う服装をしていない、などの理由で履きません。全然履かないのに捨てられずにいたハイヒール達も最近処分し、長時間歩いても楽なローヒールのみを残しました。

7.ポイントカード・・・カードひとつでも、数が増えるとお財布の中でかさばります。私の場合、ポイントカードを作っても、恩恵を得るほどポイントがたまることがほとんどないので、捨てるか、もともともらわないようにしています。今持っているのは、確実にポイントが貯められるスーパーのポイントカードひとつだけです。

8.口紅・・・コロナウイルスが流行って以来、ずっとマスクなので10か月近く口紅をつけていません。「マスクに口紅が付く」という人は理解できません。マスクなのにどうして口紅をつけるんだろう??

9.朝お弁当を詰めること・・・いつも、夜にお弁当のおかずを準備して朝に詰めていましたが、夜作るんだったらなにも早起きして朝詰める必要はないと気づきました。寝る前にお弁当箱に詰めて冷蔵庫に入れておくことで、朝がゆっくり過ごせるようになりました。

10.昼寝・・・作業所のスタッフさんや訪問看護師さんに昼寝を勧められています。そもそも昼間は眠くならないのですが、何度か無理してお昼寝してみました。でも起きたあと頭がぼーっとするし、身体はだるいし、ダラダラしてしまってその後の作業効率がすごく悪いのです。寝てスッキリする人ならいいけれど、私には向かないと思い、無理して横になることはやめて、座って本を読んだりスマホを見たり、起きていてもゆっくりする時間を持つようにしました。

11.お酒・・・お酒が大好きで、20代の頃はそこらへんの男子よりも強い自称酒豪でしたが、30代になりあまり飲めなくなり、40代になって、ある日突然お酒に興味がなくなりました。もともと精神科の薬を飲んでいるからお酒は禁止ですが、それとは関係なく、全く飲まなくなりました。不思議です。

12.無駄遣い・・・躁のときに散財しちゃうのと、散財が努力では止められないと分かったので、躁でない時にはできるだけおとなしく、お金を使わないようにしてバランスを取っています。

最後に一つ。やめたいこと。それは靴下を履いて寝ることです。寝る時に靴下を履くのは良くないと聞いてはいますが、どうしても足の冷たさに耐えられず靴下を履いてしまいます。温活なり工夫なりで、いつか靴下を履かずに寝られるようになりたいものです。


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