#038.【アスリート】自分の得意領域で闘う
noteをご覧いただきありがとうございます。S&Cコーチの本田です。
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みなさんご無沙汰ぶりです。夏真っ只中の最近は大会への同行や強化練習会などの指導で現場出ずっぱりの時間が増え投稿が遅くなりました。
しかし、今回のテーマはそんな現場指導の中で選手たちから受けた相談や選手たちをみて思ったことをテーマにしてみます。
よく現状を把握して課題の発見や次へのアプローチを考えるために現場でフィールドテストやウエイトトレーニングであればMAX測定などを実施するチームも多いと思います。かくなる私もコントロールテストを実施して監督や選手たちと共有しています。
その結果を見て選手たちは一喜一憂している姿を見かけますが、いつも私が言うのは「結果(数値)はあくまで参考までに。これは測定の数値で見た評価です。」と言うことです。高い数値の場合は喜び、低い数値の場合は悲しむというのはあまり意味のないことです。現状であるその結果を踏まえて、ここからどうしていくかを考え、実行する機会になれば十分です。数値の分析やその辺の思考は私たちコーチの仕事なので任せてください。
本題はここから!
その測定結果を踏まえて、選手たちは弱点を補おうとする傾向が強いです。これは別に至極当然の考えだと思いますし、全く悪いことではありません。しかし、弱点を克服しようと思ってもそれは非常に時間がかかりますし、必ずしも克服できるものであるかどうかは微妙です。
そんなことを考えながら、先日Twitterにこんなツイートをしました。
私自身の学生時代も含め、今の現場で見ている選手たちを思い返しても、弱みを大きく克服したり逆にそれが強みにまで大きく成長できた選手はさほど見たことがありません。
弱みを克服できたらもっと大きく成長できそうな気はしますが、裏を返してみると強みをもっと伸ばそうとすることも必要ではないでしょうか?
強みに対しては満足してしまって更なる磨きを怠ってしまうこともあるあるかもしれません。自分がはっきりと「ここだけは負けない!」と言える場所で闘うことはもっと大事だと思うのです。
他の選手の得意分野を伸ばそうとしたり闘えるようになりたいと思っても、あなたにはあなたが誇れる強い武器があるはずです。そこを極めていくのも大いにあり!
そんなことを考えながら最近現場活動をしていました。
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