ドリョクのケッショウ

社会人になって、
最初に行うべきことは
マニュアルを叩き込むことだと思う。

しかしなぜか、
昨今の"マニュアル"に対する見方は、
甚だ宜しくない。

あなたはマニュアル人間だ。
と言われて、
快く受け入れる人間はどの程度いるだろうか。

ところで、マニュアルはそんなにも悪しきものなのか?
むしろ、尊ぶべきものであると自分は考える。

マニュアルには、
現時点における"正解"が記されている。

正解とは即ち、
あらゆる選択肢の中で、
最も正しい解を表す。

そして、
正解は、
絶えず進化する。

つまり、
現時点における正解が、
何十年後における正解とは限らないのだ。

そうして、
長い年月をかけて洗練されたものが、
即ちマニュアルである。

もちろん、
マニュアルを鵜呑みにすることには、
反対である。

なぜなら、
それが未来における正解とは限らないからだ。

しかし、
それに導いた先人達の知恵は、
軽んじるべきではない。

そこには、
驚くべきヒントが、
きっと隠されている。

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