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【読書】 「40歳の壁」をスルッと越える人生戦略(9/100)

こんばんは。
とりまめです。

今日は家族三人で近くの図書館に行きました。
息子はテスト期間で、自宅で勉強がしたいようでついてきませんでした。
これも成長なのかなんなのか。寂しいような嬉しいような。
我が家は、個人主義を採用していて「家族だからみんなで一緒に行動しなくてはならないのである」という方針ではありませんww
もうお留守番ができない歳でもないのでw
#もちろん家族縛りが発動する時は適応しませんが

図書館では、2時間程度、各々が好きな本を読んで、読みたい本を借りていい時間を過ごせました。
ほんと、やることが特段なくてじっくりと読書できる時間が私には極上の時間なんです。皆さんにとってはどうでしょうか。

さあ、いよいよ明日が久しぶりの「トレイルランニング」レース参加となります。トレーニング不足で体重超過のため、完走することが目標となりますが、明日の午前中頑張ってきます!!
#明日のnoteで報告します🏃‍♀️

さて今日は、「#読書記録」について書こうと思います。
いつも聴いているVoicyパーソナリティ尾石晴さんの著書になります。

本著の紹介

書籍情報

【著書】「40歳の壁」をスルッと越える人生戦略
    2022年12月23日発行
【著者】尾石 晴  【発行所】ディスカヴァー・トゥエンティワン

40歳前後で多くの人が感じるこの「モヤモヤ感」、つまり「40歳の壁」の正体を分解しながら、自分らしく生きるために「人生の後半戦をどうデザインしていくか?」を考えるためのものです。

「幸せな人生には、どんな要素が必要か?」を分解してみたら、次の3つの要素が見えてきました。

①お金(収入・資産)
②つながり(家族・友人・知人)
③健康(体力・認知力)

この3つの要素を満たすためには、定年を迎えないキャリアを自分なりにデザインする必要があります。このような、「お金」「つながり」「健康」の3つの要素を満たすことができ、かつやりがいを持って取り組める「仕事」のことを、この本では「自分業」と呼びます。

それでは、あなたらしい「自分業」はどうやって見つかるのか?そしてどうやって始めるのか?この本では、今すぐ始められる具体的なステップを筆者の実体験も交えながらひとつひとつ丁寧にお伝えします。

Amazon「作品紹介」より

本著を読んで

本著は、「主体的に」「どうやって」「人生の後半戦を生きるか」という点を、晴さんの経験をもとにロジカルに説明しています。
働き方についても触れることが多いですが、それはあくまで、要素の1つでしかありません。

40歳の壁

「40歳の壁」とはあまり馴染みのない言葉です。
晴さんは、これを本著でこのように説明しています。

人は40歳くらいまでは、新しい感覚や知識を得ることを軸に発達していきます。
この世に誕生後、身体も精神も成長していき、社会に出て、生き方を選び、自分の家族をつくり、愛を得て成長していく。
だいたい40歳で成長のピークを迎えます。
それ以降は発達の流れが変わります。人生の終着点に向かった発達に変化し、次世代を担う人たちに、持っているものを渡し始めるのです。
「得る」から「減らす」へと変わる時期。今までとは、発達の潮目が変わる時期。

本著文中より引用

ライフイベントによりそれぞれですが、要は子供がいるいないに関わらず、「人生で得た経験」を次世代に渡し始める時期に、「ミッドライフクライシス」が訪れると言います。

ミッドライフクライシス

「中年の危機(ミッドライフクライシス)」は、心理学者エリクソンの「心理社会的発達理論」で説明することができます。
それは、「人生には何度か壁が出現する。それを越えることで、心理的成長をしていく」という考え方です。

「40歳の壁」を越えた先のキャリアには、
①「お金」
②「つながり」
③「健康」

の3つの要素が必要だといいます。
この3つは、人間が幸せを感じる土台になるものだからです。

金融庁による報告書を発端に「老後2000万円問題」が話題になったのは記憶に新しいと思います。
それは、「お金」という土台をぐらつかせる話だったからです。

この問題に関しては、本著の晴さんの意見と同意見で次のように書かれています。

個人的には、現役時代にがんばって老後の資金を貯めて定年後を乗り切るより、「毎年120万円をどうやって80歳まで稼ぎ続けるか」を設計したほうが幸せになれる確率が高いと考えています。そのほうが「お金」「つながり」「健康」の3つを満たせる可能性が高いからです。

本著本文より引用

「お金」「つながり」「健康」における気付き

本著を読んで気づきのあったことを次に箇条書きにしておきます。

1 まずは10万円になる「種」を見つけることから始める
  それは今ままで時間とお金をかけたことにヒントがあるようで、自分に 
 とっての種は、「消防の勉強、プレゼンと企画運営、本、走ること、コー
 ヒー、音楽」がそれにあたります。

2 「セルフブランディング=売れ続ける仕組みづくり」が大切で、この仕
  組みは複利の力で大きくなっていくものなので、早ば始めるほど効果的
  です。

3 「やらないこと」を決めることは、自分で仕事のルールをつくることで
  す。

4 ストレッチゾーンを広げてくれる人々と関わりを持っていくこと
  自分自身が楽で快適=自分と同じ考えを持つ人しかいない状況は、近い
 未来は幸せです。理想の自分になりたいなら、自分にちょっと負荷がかか
 るような(自分の理想をすでに体現している)学びのある人たちと付き合
 うようにすることが大事です。

自分が変化するということ

「人間が変わる方法は3つしかない。1番目は時間配分を変える。2番目は住む場所を変える。3番目は付き合う人を変える。この3つの要素でしか人間は変わらない」         大前研一(経営コンサルタント・起業家)

本著本文より引用

本著で、人間が変わる方法について、大前さんの言葉を引用しています。

変化とは、小さな行動から始まります。
それがいつしか雪だるまが転がるように大きな力となって、気づいたら「40歳の壁」をスルッと越えられると晴さんは言います。

そして、その試行錯誤した経験は、今後の人生で別の「壁」に出会ったときにも、必ず私たちの力となり、助けてくれるはずだと語っています。

「まずは、小さな行動でいい。今と違うことを1つ、始めてみてください。」

この晴さんの言葉に勇気をもらって、今年は様々な「種」を撒いていこうと考えています。
気づくのに43年かかりましたが、今日が生きている中で一番若い日です。

まずは明日のトレランを40歳の壁と見立てて、スルッと越えてきます!!

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
それではまた明日。

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