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ジブン株式会社 5forces分析(マネジメント#8)

こんばんは。
とりまめです。

今日の昼前に山での遭難事案が発生し救助出場しました。
捜索願が出ていた高齢男性で、通報者×ファーストレスポンダー×警察・消防で救命の鎖をつなぎ、一命を取り留めることができた現場でした。

「いってきます」と家を出て、「ただいま」と家に帰る。
当たり前のことのようで、奇跡の連続なんだなと、よく思います。
変化の速い時代で、生産性を上げて働くだとか言っていますが、ジブンの「大切なもの」は見失わないようにしたいところです。

そんなこんなで、山深くで活動していたもので、この時期の天敵「花粉症」がついに発症してしまいました。非常に憂鬱な数ヶ月が始まります。

さて、気をとりなおして、先週末の積み残しである木下ゼミの課題をやってしまおうと思います。

5forcesとは

アメリカの経営学者マイケルポーターが提唱したフレームワークがファイブフォースモデルです。
ファイブフォース分析とも呼ばれ、競争要因となる5つを分析することを表します。
この5つとは、業界内の競合、代替品の脅威、新規参入者の脅威、買い手の交渉力、売り手の交渉力です。

ワンマーケティング株式会社HP
「ファイブフォース(5F)モデルとは?5F分析を理解してマーケティング戦略に活かそう」より

5フォースは、経営に不可欠なツールとされ、企業戦略策定や競争戦略策定に活用できます。なお、企業の環境分析を行う際には、外部環境と内部環境に分けて分析をしますが、5フォースは外部環境の中のミクロ環境分析を行う際のフレームワークと位置付けることができます。

「競争戦略とは業界に働く5つの競争要因からうまく自社を守り、自社に有利になるように競争要因を動かせる位置を業界内に見つけること」としています。
5つの競争要因は、業界の中長期的な収益性に大きく影響するため、要因を分析していくことで、現在の業界の収益性の構図がわかり、経営戦略策定時には大変役立つのです。

5forcesをやってみる

ジブンの立ち位置から競争を捉えたことはありますか?!
今回は5forcesをもとにして、競争視点をもってジブンのおかれている機会や脅威、必要な打ち手を理解するという思考方法について解説します。なんとなく考えるより、枠組みがあって整理をすると置かれているポジショニングがわかります。そしてそれぞれの力において「ジブンが有利になる」ように行動するのが大切。

ポジショニングからジブン株式会社を考えることはとても重要です。ぜひ身につけましょう!!!

[ジブン株式会社経営のすゝめ : 03 ]ポジショニングビューを持とう(2024/2/17 #1046)「概要欄」より引用

昨日のSWOT分析でいう外部環境要因である「T:Threat 脅威」にあたる部分で、SWOT分析と組み合わせるとより効果が高いと言われています。

SWOT分析では、ひとまず「幸せのためのキャリアデザイン」を目的として、防災分野×テクノロジーでキャリアデザインしていこうと分析しました。
その中で、脅威(Threat)となる外部環境要因は、
 ・テクノロジー(AI)によるマーケット変化
 ・防災DXの普及によるマーケットの消滅
となりました。

これに対する5forces分析をしてみます。

1 新規参入者の脅威

テクノロジーの発展と防災意識の高まりにより、市場への新規参入者が増加する可能性があります。防災DXを開発する官民業者、防災学を研究する学者、危機管理専門官、テクノロジー業界、地域防災を課題とする官公庁が脅威となります。

そんな中で、地方公務員の消防士として、自身のキャリア設計が市場でどのように差別化され、新規参入者と競合するかを検討する必要があります。
地域(市町村)防災を専門的に学び、テクノロジーには常にアンテナを張っておくことで、差別化をはかろうと思います。 

2 代替品の脅威

テクノロジーによるマーケット変化から、代替品の出現が予想されます。従来の防災分野における手法やサービスに代わる新たなテクノロジーが出現した場合、自身のキャリアデザインがどのように対応できるかを考える必要があります。

地域防災に根を張り、そこで人的ネットワークを広げておくことで情報を早くキャッチするとともに、アナログとデジタルの複合対応である防災分野の勝ち筋を模索しておきます。

3 売り手(サプライヤー)の交渉

テクノロジーを必要とする場合、供給業者との関係が重要となります。テクノロジーの変化や提供元の信頼性などを考慮し、自身のキャリアデザインにおいて信頼できるサプライヤー(仕入先・関係者)を確保することが重要です。

在職中に消防職員という肩書きをフルに活用し、様々なコネクションを広げておくことが重要かと思います。

4 買い手(顧客)の交渉

防災分野とテクノロジーを融合させたキャリアを構想する際、顧客のニーズや要望を的確に把握し、提供する価値を高めることが求められます。顧客の選択肢が増える中で、自身のキャリアがどのように顧客にとって魅力的なものとなるかを考える必要があります。

災害現場の経験をもとに、企業や地域住民へのBCPやDCPのコンサル業を目指すのもありかと思います。そのためには、専門的な防災分野の学識とその成果が必要で、産官学で連携して仕事をするような取り組みも重要かと思われます。地域の大学と連携して仕事を進めていくのもアリかと思います。

5 競合他者

防災分野においてテクノロジーを活用するキャリアを構想する際、競合他社や他の個人がどのようにテクノロジーを活用しているかを注視する必要があります。競争力の高い環境において、自身の提供する価値や差別化が重要となります。

以上の分析を踏まえ、防災分野とテクノロジーを掛け合わせたキャリアデザインにおいて、各脅威に対する戦略を考えていこうと思います。

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
それではまた明日。

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