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骨髄穿刺と腰椎穿刺について改めて勉強してみる

~冒頭~

こんにちは。
2020年3月から白血病の治療をしております。

病気になって一番この検査をやっています。
白血病に限らず、血液系の疾患をお持ちの方だと意外と
「俺もやったことある!」って話をたまに聞きます。

ただ、やったことない人からしてみれば「何それ??」ですよね。
多分この病気になって終わりまでに20回位この検査をやるんですが、
私苦手なんですよ。
グリグリ、、スポっ!っと。。
そんな訳で骨髄穿刺について調べてみようかと思います。

~骨髄穿刺とは?~

骨髄穿刺またはマルク(bone marrow puncture)と私の経験では呼ばれております。
通常、病気を調べるのには血液検査を行います。
大きな病院に行くと採血から始まって採血の後に診察などが始まりますが、
種々の血液疾患や骨髄に特徴的な変化をきたす病気では、
血液検査の情報だけでは不十分のことが多い為、血を造りだすモトになる
骨髄で幼若な細胞(造血細胞)から採取して検査を行います。
胸骨または腸骨の所定の部位の皮膚を消毒し、
局所麻酔を骨膜まで施したうえ、
骨髄穿刺針を押し回しながら骨髄腔へとすすめ、
注射器を接続して陰圧をかけて吸引すると
少量の穿刺液(骨髄細胞に富む血液)を得ることが出来ます。
私の場合は、腰付近での検査がほとんどです。
胸骨の経験はありません。

~検査方法は?~

先に述べたように皮膚麻酔から実施をしていきます。
骨髄穿刺針をグリグリと押し回しながら
骨髄まで入れて行きます。
この時のドリルを入れて行かれるようなグリグリ感。
痛みはないのですが、何か工事をされているような気分。
そして骨髄まで達した後に、1.2.3でヒュンと抜かれます。
この抜かれる瞬間が「ヒッ!!」となるなんか精神が抜き取られるような感覚。
あまり気持ちの良いものではありません。
私の場合は、1か月に1回程度検査目的での実施を行っています。
検査後は、約1日傷口を固める為にシャワーなどには入れません。
骨髄穿刺は「検査部位の出血・疼痛の持続」「血腫の形成」「麻酔薬によるアレルギー反応」などがありますが、
どれも迅速に対処すれば重篤化には至りません。
「神経の損傷」「感染症」など重篤化しやすい合併症も存在します。
今の所、こういったものとは無縁ですが、回数をこなすので、
そういったものは患者側は事後ケアが雑になってくる傾向もあります。
まずは、穿刺部分の衛生面の確保はとても大事にした方が良いですね。

~腰椎穿刺も少し触れてみる~

ちなみに骨髄穿刺とは別に腰椎穿刺というものもあります。リンパ腫の病気の方は結構やられるらしいのですが、私は急性骨髄性白血病なのですが、リンパ系も少しだけ混ざっている為、腰椎穿刺というもので検査と抗がん剤投与を一回行いました。
こちらは脳脊髄液圧検査と,液採取のために行う穿刺法の一つで、穿刺は私の場合は背中を前屈させて、背中の骨の隙間を作り、その間に針を刺し込みます。そこから髄液を取るらしいです。

~末尾~

何にせよ、何か針を入れるのは嫌なものです。
嫌なんだけど、医療行為を拒んでいて何も進みません。
病院嫌いな私ですが、半年も病院にいると色々と慣れていくもんです。
後は、最終的には何かかしら自分自身の体験をひとまとめにしようかと
最近、ふと考えるようになりました。
ここら辺は注釈として載せてみようかと思います。
それではさようならー!