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平山郁夫の見た風景 生口島瀬戸田の国宝の寺向上寺

今回生口島に来た目的は、再訪したと思っていた平山郁夫美術館、そして以前来島した時に完全に見逃していた国宝向上寺三重塔を見ることでした。
瀬戸田の港から、丘の上に立つ三重塔が見えた時、やはり興奮でした。
車でなく歩いて辿るからこそ見えてくる瀬戸田の風景、平山郁夫画伯が描いた風景がきちんと示されていたりするのが、とても面白いウォーキングルートでした。

瀬戸田の町から坂道を登って向上寺へ
振り返れば瀬戸田水道
国宝の向上寺三重塔
境内からまっすぐに塔へと延びる石段
平山画伯のスケッチポイント
スケッチの目線で撮影した三重塔
潮音山山頂部のスケッチポイント
三重塔の奥に瀬戸内海。これは絶景
山腹から耕三寺を見るスケッチポイント
描きにくそうな堂宇が多く重なる耕三寺

山頂に近いところに立つ国宝三重塔は1432年の建立とのこと。それほど古いものとは思えず、なんとも言えず女性的な柔らかい印象の塔。
その三重塔が立つ潮音山のふもと、山頂にあるスケッチポイントでは、それと似せて写真を撮ったりして、季節外れの暖かい日に、だれもいない島の小山を歩くのは、本当に楽しいハイキングです。この後ちょっと車で遠出します。

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