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読書記録/Dark Horse

こんにちは。スープです。
きまぐれに読書記録を書いてみようと思います。
(個人のメモを公開しているようなnoteになると思います。)

この本を手に取った理由

この本は以前に尾石はるさんが勧められていた本で、
読もう読もうと思っていたけれどタイミングが合わず、今になった次第。

副題は「~好きなことだけで生きる人が成功する時代~」。
「好きなことを仕事にする」って流行りだよなぁ、と思いながら、
なぜそういうことを言えるのかな?という気持ちで手に取りました。

結果、わたしにとっては「今」手に取って良かった本になりました。

Dark Horseがなぜ今、自分に響いたか

Dark Horseとは何か。
それは、「標準化された世界」のなかで標準化された成功ルートではないルートをたどって個人的成功を収めている人たちのこと。

大学を卒業して、〇〇の資格を取って…
そんなルートではないルートを歩んで成功を収めた人たち。

そのDark Horseと呼ばれる人たちが、どんなことを大切にして人生の選択を繰り返してきたかについて書かれています。

Dark Horseたちの4つのルールとして以下のことが挙げられています。

1.大事なのは、大きな情熱より小さなモチベーション
2.一般的なリスクは無視していい
3.一見風変りな方法も自分には正攻法になる
4.目的地のことは忘れて、充足感を頂いているか自問する

Dark Horseより

この中で、
4.目的地のことは忘れて、充足感を頂いているか自問する

というところにとても共感を覚えました。

今自分がしていることがこの先に何に繋がっているか
全くわからないままに、
「でも、おもしろそうだからやってみたい」と思ってプロジェクトやイベントを主催したり参加したりすることを、
ここ最近特に熱心にやっているからです。

正直、どこに向かっているんだろう?と思うときはあるのですが、
この「目的地を忘れて、充足感をまず満たす」という考え方に
「これで、いいんだ」と救われるような気持ちになりました。

何に繋がっているかなんてわからない。
でも、自分の心が、脳が、喜ぶことをやってみる。

VUCAと呼ばれる時代、
「目指す先はわからないけれど、充足感をまず追求してみる」という考え方は、励まされる人が多いのではないかな?とも思いました。
(先が見通せない人が多いのだから、目的地が分かっている人なんて
きっとそう沢山はいないよね。)

チャンスは待つのではなく、「歩き回って見つける」

Dark Horseより

この言葉が、とても好きです。
何に繋がっているかわからないけれど、自分のアンテナが反応する方向へ
歩いてみる。うろついてみる。

私自身は、習慣化コーチを仕事の1つにしていますが、
その一環としていろんな良い習慣を学ぶために、
ゲスト講師とコラボするイベントを数回行ったのですが、
それがとても楽しい!
これは、もともと「コラボしよう」と思っていたわけではなく、
本当にたまたまお声かけ頂いたり、繋がっていただいたりして始まったことです。
おもしろそう!と思ってはじめたことで、
新たな自分の「楽しい!」「好き!」に出会えました。

じゃあどうやってそのチャンスと出会うの?

Dark Horseでは世間で言われる「成功」のものさしではなく、
「充足感の追求」を重視することが大事、とされているのですが、
この充足感の追求とチャンスを歩き回ってみつけるという方法に、
ミーニングノートがすごくマッチしていると感じました。

何が自分の充足感を高めているかに敏感になることから、始まるのかな
と思います。
それを知るために、
・ミーニングノートを書いて自分の心が動いた瞬間をとらえる
・振り返りをする
・これまでと違うことを1つでも、やってみる
 (そうすることで、新たな経験・実感が増える)

こういったことを繰り返していくことで、
そして、TI精神(とりあえず、やってみたいと言う)を発揮することで、
チャンスのまわりを歩き回っている状態に近づけるのかな、なんて
今考えています。

「自分はなにがしたいかわからない!」そう感じている人に
手に取ってほしい一冊です。


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