見出し画像

「サンタさんをめぐる攻防は果てしなく続く」

Noteを始めたころは。過去の子育て日記を一気にあげていました。
いよいよ残していたクリスマスにまつわる逸話をご紹介できる時期になったので、これから息子たちが小さかった頃のクリスマスを各年に分けてあげて行こうと思います。
 

                                                                                              2003.12.18 記録

我が家の息子たちは2003年に記録を残していた当時、まだサンタさんの存在を信じて疑わない、かわいい奴らでした。小学2年生の長男でさえ、
「僕はサンタさんが本当にいるって信じてるよ。だって見たことあるんだもん!」と言い切ります。
 
いったい、いつどこで見たんだか( *´艸`)そっちのほうが気になりますが、
「へえ~、見たことあるんだ」と、こちらも何気なく答えます。変に驚いてたずねたら余計勘ぐられるような気がしちゃうので。
 
このころの時期は、あまり褒められたやり方ではありませんが彼らに言うことを聞かせる一番効果のある手段として、
「お利口にしておかないとサンタさんがプレゼント、持ってきてくれないよ!」という言葉が重宝します。
5歳の次男などは特に「いやだあ!」とマジになるので、私は心の中でほくそえんでいました。
 
 
しかしちょっとだけですが知恵がついてきていた長男は、信じてはいますがへりくつをこねるようになり、私が「言うことを聞かないとサンタさんに、もうプレゼントは要りませんってお手紙書くからね」と言う言葉に、
「お母さん、サンタさんに日本語で手紙かいてもわからないんだよ」とやり返してきます。
 
でもそんなことで引き下がる私ではありません。
「サンタさんはちゃんと日本語だってわかるんだよ。なんならインターネットでサンタさんの住所だってぱっとわかるんだから」と、パソコンまで引っ張り出しての一芝居です。
彼らの目の前で、「サンタさんの住所」で検索をし、ちゃんと返事が返ってきた実績のあるサンタの住所…と書かれたサイトを指差し、
「ほらね!ちゃんと日本語で手紙出しても、お返事が来るんだよ」
 
なんとか長男も納得し、私のほうも勝ち誇った表情で見ます。
 
いつまで信じてくれるかな?子どもたちにはささやかながらでも夢を持ち続けて欲しいので、こんなこと一つでも気を使います。

いろいろ姑息な手段でこのクリスマスの時期を夢ある季節として乗り切る母は、まだ純粋な幼いうちは柔らかい心を持っていてほしいなと思っていたのでした。


おかげさまで北海道旅行で味わったグルメの記事に対していただけました。
みなさん、どうもありがとうございました。
また頑張って記事を書こうという気持ちにつながっていきます。


 
 

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?