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≪intermission⑪ ≫ SEKAI NO OWARIと前に進むための曲

今日から新年度です。
もう現役を退き、家にいる私にとっては新年度になったから何かが変わるということもあまりないのですけど、現役で学校や仕事に専念されている方たちにとって、新しく始まる気持ちがワクワクなのかドキドキなのかそれとも何も変わらないと未来に悲観しているのかで、感じ方が様々だと思います。
 
かつて若かった私も、新年度はとりあえずドキドキしていたような気がします。訳あって前の仕事を辞め新しい職場に移ったときも、いったいどういうことが待ち受けているだろうかと、向かう足は進む速度を何気に落としているような気弱な自分がいました。
でもいざその未知の世界に入ってみるともう頑張るしかないという覚悟に似た気持ちが芽生え、そして自分の居場所を見つけていきました。
 
今見えない不安を抱えている人もいるだろうし、前年度から続く苦しみを持つ人もいるかもしれません。
 
頑張っているのに、なかなか結果が出なかったり評価をもらえなかったり、くじけそうになる人などは新年度が何なのだと腐る気持ちも出てこようというものです。
 
その人にはその人なりのくすぶっている何かを持ち続けているかもしれません。。
「その気持ちわかるよ~」なんて気軽には言えません。共感できるのは、同じような体験をしてきた人だけでしょう。前にも読書感想文のどこかで書いたような気がしますが、同じ体験をしていなくてもその悩ましい気持ちに“寄り添う”ことはできます。
そしてそっと背中を押してあげたり、いっしょに横で走ってあげたり、言葉は何も発さなくてもそっぽを向かず同じ目線で見続けてあげることはできます。
 
 
ここで突然ですが、私の現在の“押し”はSEKAI NO OWARIなのですが、彼らの楽曲の中に「Fight Music」という曲があります。
挫折しそうなモノに立ち向かう元気を与えてくれる内容の曲です。聴いていると、なぜだか涙が出てきそうになるので不思議です。私だけだと思うのですけど、この曲を聴くと気持ちが高ぶってしまい自然と涙が出てきちゃいます。
 
アマプラミュージックで「みんなの押し曲~部活をがんばりたいときに聴きたい曲」の中にも入っているのですが、もちろん部活だけでなく、人が立ち向かうべきものは試験だったり競技だったり新しい環境だったり、複雑な人間関係などもありますよね。
そのような進むべき道に立ちはだかる大きな壁をどうにかして乗り越えていくための応援歌だと言えます。
 
誰にでも少なくとも一度はあるだろう挫折や躊躇・迷いを、この曲でちょっとだけでも前向きになれるならいいなと、“押し”のためにも紹介してみました。

 

ライブでの演奏動画です。はじめに以前くじけそうになったエピソードを語っているFukase。誰も目にとめてくれなかった過去と、今大きな舞台に立つ自分たちを見てみんなも諦めずに努力し続ければ希望は必ず叶うよと訴えています。
この曲もFukaseの作詞・作曲で、やはり自ら体験してきたことを歌にすると説得力の大きさが半端ないです。

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