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シェアハウス・同居のあり方を分析してみた!

今までいろんなシェアハウスに住んだり、ひととの同居を試す中で見えてきた、シェアの基準を分析してみました!

シェアハウスや同棲をしようと思っているけれどどんな基準でなにを決めればいいのか、住むひとそれぞれの心地いい基準はなんなのか?を考える基準にしていただければと思います…!

(※最後に、同居にあたって同居するひと同士で使えるチェックシートも載せているのでぜひ使ってみてください!)


今回は、わかりやすいように、わたしが前回福島で住んでいたシェアハウスと、いま葉山で住んでいるシェアハウスの比較、そしてわたしにとって心地いいシェアのかたちはここかも、というものを点で示してみます!

また、矢印の左側が比較的管理されていたりドライなイメージ、右側が自由だったりウェットだったりするイメージで図式化してます!


管理のされ方

まず、シェアハウスの場合、運営会社があるかどうかであり方がかなり変わるのかなと思います。

運営会社がある場合は、HPや募集サイトなどを通して住人が増える場合もあると思うので、知らない人が入って入居する可能性が高いこと、運営会社の方針に従わなければいけないことが多いと思います。(部屋の綺麗さ、物の管理など、ひとを泊めてよいか?など)

逆に、運営会社が入らずに、自分たちで物件を借りて家賃を折半している場合、自分たちでルールが決められる一方で、逆に言えば自分たちでルールを決めなければいけません(ルールを決めないということも含め)。

また、管理会社が入る場合は家賃の変動が基本的にはないと思いますが、折半の場合、住人の入れ替わりがあるたびに変動があります。

福島のときは管理会社がいて、とはいえそこまで干渉されるわけではなく、逆に葉山では自分たちで借りているので、自由さはありますが家賃の変動が結構あります。

わたしの理想としては、自分たちで借りつつも管理人的な役割のひとがいて家賃の運用やルールづくりの主体者であるくらいがほどよいのかなぁ、とか。


家事分担

同棲などでも気になる家事分担。ルールがあったらあったで、「担当なのにやってないよね?」ってなるし、ないとないで気づいた人がやるようになってしまってやるひととやらないひとで差が出てしまうもの。

いまの葉山のシェアハウスでは、ルールはほぼないと言っていいと思います。とはいえ、だいたいこの家事はこのひとがやってるから自分はこれをやろう~みたいな、思いやりを持って担当する暗黙のルールみたいなものがあること、

ルールがないことによって分担に差が出ることを理解したうえでルールをつくらないというルールがあるというのがポイントだと思います。

一方、福島のときは、住人が変わるタイミングで、トイレは誰でキッチンは誰で…と担当とおおまかな頻度を決めて、できる範囲でやるようにしていました。

なので、分担に差が出て申し訳ないなぁと思うこともなく、できる範囲で自分ができそうなことを担当にしていたので、無理なくやれていて、わりと理想に近かった気もします。でも今のルールがないのもすき。


住人同士のもともとの関係性

これによってもかなり同居のしかたに影響があると思います。

最初にも書いたように、運営会社がある場合はそこが仲介となってひとが入ってくる場合が多いので、もともと知らないひとと住むということが多いと思います。

一方、友達や恋人なら、今までの関係が同居によってより深まる場合もあれば悪化することもあると思います。

いまの葉山のシェアハウスは、大学のサークルのメンバー3人ではじめたシェアハウスにその友達が混ざったかたちなので、サークルのメンバーはもともと友達だけど、わたしを含めたそれ以外は一緒に住んで知り合ったかたち。なので、全員友達だったわけでも他人だったわけではない。

福島では運営会社がありひとが紹介で入ってきていたので、基本、今まで知らなかったひとと、住み始めてから知り合う、みたいな感じでした。


食事のシェア

こちらも気になるご飯は一緒に食べるのか問題。自分の好きなものを好きなタイミングで食べたいから別がいい人もいれば、食卓を囲む家族っぽい暮らしがしたいひともいるのかも。

わたしは料理をつくってみんなで食卓を囲むのが大好きなので、圧倒的に後者。いまの葉山のシェアハウスでは、なんならお昼も一緒に食べることも週2,3回あって、夜も週4日くらいは一緒に食べます。

しかもすごいのが、スプレッドシートで買ったものだけじゃなくて、誰がいつ昼食・夕食を食べたかで傾斜をかけて、それぞれの食費を割り出すところまでやっているのです。そこまでちゃんと管理しているのにはさすがに住んで驚いたけど、明確でよい。

さすがに昼は難しくても、夜はできるだけ一緒に食卓を囲むのがわたし的には理想。

福島のときはみんな生活時間がバラバラだったり、夕ご飯を食べないひとがいたりしたのでそれぞれ食べて、でも多くつくったときは分け合ったり、人が来たときはみんなでつくって食べたりしてました。でもそれだと食費の簡易が面倒なんですよね~。


一緒にいる時間

基本シェアハウスの場合、平日はそれぞれ仕事をしていたり、休日もそれぞれ友達との予定があったりすることが多いと思うので、別々になりがちだと思うのですが、

同棲となると右寄りになったり、一緒にいる時間の長さの期待値のズレで喧嘩になることはありそうだなって思います。

あとは、リモートワークの場合も、家で一緒にいる時間はけっこう長いですよね。今のシェアハウスでは5人中の3人がリモートなので、それぞれ自室で仕事をしているけれど、お昼は3人でご飯を食べたりすることもあります。


同居人同士の関わり方

これが最近の発見。基本今のシェアハウスはどの項目も右より、自由度が高かったり、比較的ウェットだったりするのだけど、関わり方に関してはかなりドライ、というか「自立」を求めているなんだなぁということに気づきました。

「関わり方」というのは、例えば体調が悪いとき。左だったら、それぞれでなんとかする、右だったら、お粥をつくってあげるとか買い物の手伝いをしてあげるとか、こえをかけてあげるとか、そういうこと。

わたし以外男子だからっていうのも大きいかもしれないけれど、それ以外の項目がわりと右よりだったので、ちょっとびっくりしたのと、でもそれぞれあまり干渉せず、自分のことは自分でやりたいんだなぁって思いました。


おまけ:同居にあたってのチェックシート

同居にあたって、希望をすりあわせる時間やそのためのツールってあまりないんじゃないかと思います。住んでみてわかることもたくさんあるとは思いますが、誰かとの同居経験がある場合は、自分の認識を明らかにし、一緒に暮らす予定のひととすり合わせるために、ぜひ使ってみてください!(印刷できるようにPDFのリンクも貼ってます!)

うえでは同居へのモチベーションがある前提で話しを進めて今したが、そもそも同棲とか友達同士ではじめる場合、同居へのモチベーションの差もあるのでは?と思い、シートではそれも追加しています!

https://drive.google.com/file/d/1gRjeSSgyB07YyYwaPTgvwIjY7ENHYLVC/view?usp=sharing

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