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ダッコ。

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お腹の中にいた子は、無事に生まれてきてくれました。
当たり前にあるのではなく、奇跡と、多くの人の助けや支えで今があること。
忘れそうになっても、思い出すようにするよ。
ありがとう。

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「娘のこと、いつまで抱っこできるんだろう。」

と、ふと思った深夜。


お腹にいた子が生まれ(息子)、授乳におむつ替えに寝かしつけにと、まとまった睡眠がとれず深夜も起き続ける日々。
睡眠不足は時に人を狂わす。と、上の子の深夜のお世話で痛感した私は、久しぶりにまた再体験したりしています。


なんで深夜に、上の子である娘に対して、こんなふうに感じたのか。


娘は寝室で寝ていて、私は隣のリビングで息子に授乳をしていた深夜2時頃。
娘が起き上がってきて、私がいるリビングのソファに向かって寝ぼけながら歩いてきたのだ。

赤ちゃんの泣き声も聞こえるから、上の子がちょくちょく深夜に泣きながら目を覚まして一緒に寝てほしいとたのんでくることが度々あるんだけど、今日は泣かずに眠そうに歩いてきて、ソファに座る私の横にくっついて。
そして、寝た。

その姿を見た時に、なぜだが

「娘のこと、いつまで抱っこできるんだろう。」

と思った。


3歳になった上の子。
息子が生まれてから、ものすんごく大きく感じる。
抱っこしても、とっても重たく感じる。

比較対象になる息子を抱っこすることが増えたからそう感じるんだろうけど、妊娠期間中あまり抱っこできていなかったことも相まってか、ものすんごく重たく感じるの。

ご飯を食べながら寝落ちしてしまって布団に運ぶときとかを思い出して、このソファで眠る娘を見ながら「抱っこして、布団に連れていかなきゃなぁ。」と咄嗟に思ったからこう思ったんだと思う。

「重たいけど、抱っこして布団に連れていかなきゃな。でも、この子をこうして抱っこできるのって、いつまでだろ。」って、ふと。


重さだけを考えたら、ものすんごく大きくなっても、私に力があって、上の子が抱っこすることを許してくれれば、だいぶ先までできるんだろうな。

でも、こんなに私のことを求めてくれて。
重い重いと感じながら言いながら抱く娘の姿は、今しかない。

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