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たのしーーんだもーん

と言いながら、自分の鼻を強くつまみ続ける娘。

私から見たら痛そうすぎる。


ジャイアンのものまねをするときには加減なく胸をどんどこたたくし、[こぶたぬきつねこ]を歌いながらぶたをやる時の鼻の押しつぶし方も過激。
(きつねのところのツリ目は、目をものすごくつぶすから見ててこわいよ。)

私から見たらびっくりな力加減だけど、本人はへっちゃらだから、そんなに痛くないのかな。

少しずつ少しずつ覚えていくのかな、力加減というものを。

これは、娘が2歳の頃のはなし。




この力で押すとアリがつぶれて死んでしまうのか。とか、体験の中で加減というものを学んでいくんだと思う。


痛みというのはなるべくなら味わいたくないものだけど、まったく知らないことの方がコワイようにも思う。

大切な我が子が痛い思いをしないように、してほしくない、という感情を抱きつつ、痛い思いも経験しながら大人になってほしいなと思ったりする。

してほしい、してほしくない、ではなく、

するんだろうし、しながら育っていくのだろうけどね。


転んで歯が少しだけ欠けたり、ムカデに噛まれたり、小さなとげが刺さったり。。
今日までにも、色んな痛みを味わってきた娘よ。

そのたびに母の私は心配したり自分を責めたりしているけれど、あなたの命が守られて、元気で目の前にいてくれるだけで、ありがたい。

心配性な私だけど、あまり心配しすぎない夫にも支えられながら(いいバランスなのかも)たくましくおおきくたのしくそだてー!と、願う。

母もおかげで、ちょっとずつ、たくましくなれているかと。






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