過去の記録を見るとどうやら山を走ることをやり出したのは2007年ごろ。自転車の師匠である細山さんの影響が大きく、冬場の自転車のトレーニングとして毎シーズン冬季限定で山を走っていました。冬場は寒くて自転車に乗ることが嫌になるので、僕にはいいトレーニングとなり徐々に山で走ることにのめり込んで行き、家からのアクセスも良いことだったので丹沢山系によく通いました。当時はトレイルランをやる人も少なかったし、先輩のひでさんの影響もあって目を三角にして走るより、走っている時間を楽しむ”大きな1日”を得ることが山を走る醍醐味だと教えてもらい、それは今でも変わらない山を走る僕のスタイル。自分の通った道を地図で何度も辿ってその時の景色や空気を思い出しニヤリとする最高の喜びは、1日山の中走って得られる大きな満足感。僕は走るのが好きじゃないし、仲間でランニングするからすれば圧倒的に遅いから、山で走ることでそんなコンプレックスも薄まる感じがします。（笑）

そんな山を走る楽しみを2017年に膝を痛めてしまい断念。病院にも通いリハビリもしたのですが、思ったように治ってくれず地味に筋トレをしながら膝の回復を期待していましたが、そう簡単には回復してくれず４シーズンも山を走れないので諦めていましたが2021年冬せめてハイキングぐらいは出来るようにはなりたいと思っていたところ、登山のトレーニングをするショーコちゃんがするというので、登山用にトレッキングポールを購入してまずは登山を始める。何度か行くうちに膝の痛みが無くなって行くので、膝をカバーする筋トレも積極的にやりながら冬場に月1〜2回程度丹沢に通うと奇跡的膝が痛くなくなり、走っても膝に痛みなく今まで走れないで出来なかったサバゲーやスパルタンレース。本格的にトレイルランに復帰出来たことで自分の楽しみのフィールドが広がりました。
元々走るのは苦手ですが、少し走り方など指導を受けて体に負担なく怪我のリスクを減らして長く運動出来る体を作って行きたと思っています。