ロケットに注目する
H2Aロケットが7日打ち上げに延期
天候等の理由により打ち上げが再度延期された国産ロケットH2A。この打ち上げに思いがある。高校生の頃から打ち上げが続くH2A。その間には打ち上げを担当する三菱重工への就職などもあり、常に気が気ではなかった。
ロケットと
ローンチヴィーグル
「ロケット」と「ローンチヴィーグル」は、宇宙や航空の文脈で使われる言葉ですが、それぞれの意味や違いを説明します。
1. ロケット:
ロケットは宇宙や大気圏外へ物を運ぶための乗り物です。液体燃料や固体燃料を燃やして推進力を得る装置を持ち、その推進力で上空へと飛んでいきます。
2. ローンチヴィーグル:
「ローンチヴィーグル」は英語の"launch vehicle"の訳です。これは特に宇宙へペイロード(衛星や宇宙船などの荷物)を運ぶためのロケットのことを指します。
要するに、全てのローンチヴィーグルはロケットですが、全てのロケットがローンチヴィーグルとは限りません。例えば、花火のような小さなロケットはローンチヴィーグルとは呼ばれません。
H2Aはローンチヴィーグル
H2Aロケットは、JAXAと宇宙輸送システム株式会社(三菱重工業)によって開発された、ペイロード(主に衛星)を宇宙に運ぶためのロケットです。このロケットは、種々の商業衛星や科学衛星を地球の軌道に投入するために使用されています。従って、H2Aロケットは明確にローンチヴィーグルとしてカテゴライズされます。商用であります。
有人宇宙船を打ち上げるのか
JAXAは、国際宇宙ステーション(ISS)へのクルー輸送に関して、アメリカやロシア、欧州などと協力しています。
具体的には、日本の宇宙飛行士は、アメリカのスペースシャトルやロシアのソユーズ宇宙船を使用してISSに運ばれてきました。また、近年では、アメリカの民間宇宙船であるSpaceXのクルードラゴンやBoeingのスターライナーがISSへのクルー輸送を開始しており、将来的に日本の宇宙飛行士がこれらの宇宙船を使用する可能性もあります。
JAXAは、無人のHTV(宇宙ステーション補給機)をISSに送り込む能力は持っており、これに関しては独自の技術と経験を持っています。しかし、有人ミッションの開発と運用は非常に高額であり、現時点では日本が独自の有人宇宙船を開発する計画は公表されていません。
まとめ
ロケット打ち上げは国を上げたイベントです。今後の宇宙開発にも影響するのでぜひ注目したいと思います。
2023.09.05
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