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シナリオライター初心者になるための、ロードマップ。コツは『怒られる事』!?

 あっ、こんにちは。

 本日は、

【シナリオライター初心者になるための、ロードマップ。コツは『怒られる事』!?】

 というタイトルで、始めさせて頂きます。

 見たい目次を、一覧からお選び下さい。


 

【初心者シナリオライターになるには】

 最初は、一番気になる所から。

 まず、初心者シナリオライターになるのは至って簡単です。
 なぜなら、雛形通りに書けば、報酬を頂けるから。

 では、どうやったら雛形通りに、書けるようになるのか。
 『文字をとにかく書く事』ですね。

 ここで、私の昔話をします。
「興味ない!」
 という方は、スッと、画面をスクロールして下さい。
 
 私の昔話を、読んでいただくことにより、私自身がどうやって、文字を書けるようになったのかを知ることが出来ます。
 即ち、初心者シナリオライターになるまでには、どんな事をすればいいのかが、ゼロの状態からでも分かるということです。
 
 もちろん、恥ずかしい事もありました。
 惨めなこともありました。

 ですが、書いていきます。
 全てさらけ出していきます。

 初心者シナリオライターである私が、中級者シナリオライターになるには、初心者シナリオライターを教えられなければいけません。
 恥ずかしかったなどと、言っていられません。

 現在私は、上級者シナリオライターから、アドバイスを頂きながらですが、格を上げる努力をしています。

 失敗も成功とし、前に進んでいるのです。
 これからの御話は、嘘偽りなしの、全て真実です。
 ぜひ、楽しんで読んでみて下さい。

【日記1 原稿用紙一枚の感想文】

 私が、文字を意識し始めたのは、この頃です。
 通っていた小学校には、毎朝読書をし、感想文書く習慣がありました。
 読んだ本数で、生徒は評価されていました。

 面倒くさがり屋だった私は、この時間が大嫌いだったのです。
 なぜ、朝から活字を読んで、活字を書かねばならないのかと思っていたのです。

 しかも飽き性な私は、毎日、明日読む本を決めなければいけないことが苦痛でした。

 まさに地獄のような毎日。
 なかば強制的に、本を読まされていたのです。

 当たり前ですが、本が嫌いになります。

 では、子どもの頃の私がどうしたか。
 毎日のように、活字を読まされ、活字を書かされた私が、どうしたのか。

 飽き性だった私が、一冊の本を読み切ってみようと思ったのです。

 その日から、渾身の一冊探しが始まります。

 その頃は、まだ小学校四年生くらいだったと思います。
 幼い頃から、ゲームが好きだった私は、ゲームに関係する本を探しに、図書室に向かっていました。
 
 小学校の図書室は、一階の左奥。
 階段を降りて、すぐです。

 いつも入口が、薄暗い図書室。
 そんな雰囲気は、好きでした。

 いざ、図書室へ。
 ゲーム関係…ゲーム関係…。

 当時の私は、生粋のゲームオタク。
 三度の飯よりゲーム好き。

 流行っていたゲームは、
『ゼルダの伝説ムジュラの仮面』

 異次元に迷い込んだ、主人公リンク少年。
 彼は、酷い呪いをかけられてしまいます。
 ですが彼は、その呪いすらも力に変える勇気を持っていました。
 リンク少年は、魔法の仮面の力を使い『三日後に滅ぶ町』を救えるのか。

 そんな、摩訶不思議な物語に、引き込まれました。

 そして見つけた本、それは。
【選ばなかった冒険 光の石の伝説】

 これだと思い、あらすじを読みました。

"学とあかりは、保健室に行く途中、
学校の階段から
「光の石の伝説」の世界に
ワープしてしまう。
そこは闇の王の支配する
ダンジョンの世界だった。"

 私は、その本を立ち読みしていました。
 どのくらい時間が経ったのかは、わかりませんでしたが、これだと決めた本を借りることができたんです。

 それからの読書の時間は、光の石の伝説の世界でした。
 
 小学校に行った後の、毎朝憂鬱だったあの時間が楽しいゲームの時間に変わったのです。
  
 長期の休みも、持ち帰りの本は、これ。
 学校でも、家でも読んでいました。

 感想文が、この本だけになると、物凄く感想文を書くのが早くなったのです。
 毎日読み進めていく内に、全て読み終わり、小学校卒業までに、何度も読み返しました。
 何度読んだか分からなくなる程です。

 そして、とうとう大人になってまで、メルカリでポチってしまったのですが…

 とまあ、それはさておき、その辺りから、物語を読み、感想文を書くという流れが出来てきました。
 しかも、毎日同じ作品と触れ合っているため、文章の作り方や、構造が、なんとなく理解できたのです。

 小学校に並ぶ本ということもあり、相当レベルの高い物だったのですね。
  
 と、言いましても、その本くらいしか読みませんでしたけどね。

 中学生になり、携帯小説が流行ります。
 なぜか学年の本棚にあったんです。
『恋空』

 読んでしまいました。
 そして、
『ドロップ』

 いつの間にか、興味のある活字を読んでみようと思うようになっていました。

【日記2 なんで本を読むようになったの?】

 そもそも、私が本を読むようになった理由は、小学校での読書感想文。
 嫌いからスタートしているのに、なぜ、進んで本を読むようになったか。

 それは、
『物語に、興味を持ったから』
 
です。

 活字になんて、興味はありせんでした。
 物語に興味が湧いたのです。

 この頃から、映画を観るようになりました。
 子どもの頃から映画が好きで、父の部屋で偶然再生した、
『グーニーズ』
に、心打たれました。

 字幕読みは、幼い頃からしていたんです。
 好きな映画は、『タイタニック』とか言う子どもですよ。

 VHSを入れ替えて観てました。

 と、映画の話をすると、止まらなくなりますので、続きを。

 映画を観ていく内に、字幕で、感情を揺さぶられていることに、気付きました。

「I LOVE YOU」は「私は、君を愛している」ではなく「I LOVE YOU」

「私は、君を愛している」は「I LOVE YOU」ではなく「私は、君を愛している」

 だということに、気付いたんです。

【日記3 漫画で知ったヘミングウェイ。漫画で知った一は全全は一】

『バーテンダー』
という漫画で知った、ヘミングウェイという男。

 彼が、好んで飲んでいたというカクテル、フローズンダイキリ。
 その時にしていた、『老人と海』という話が好きでした。

 そして、
『鋼の錬金術師』
 彼等兄弟は、過酷な罰から、とても重要なことを学びました。
 それは、私も同じです。
 イズミ先生、一緒に学ばせて頂きました。

 この『バーテンダー』という漫画を書いた作者も、『ヘミングウェイ』を読んだのか。

 となると、ヘミングウェイは、なにを読んで作品を書いたのだろうか。

 全が一になる瞬間でした。

 それからヘミングウェイの書く、老人と海を漫画で読み、小説を読み。

 というような形で、小説を読み始めたのです。 

 中学と高校では、ほとんど本を読みませんでしたが、
 強く記憶に残ってる作品は、
『蛇にピアス』

 この話は、深い。
 オチが…
 オチへ向かう描写がすごいのに、
 オチが予測できなかった。

 こんな話も、あるのかと。
 こんな話も書いていいのかと思いました。

 その後、大人になった私こと、少年は、
 バスの運転士になるのですが、
 

 なんと、鬱を経験します。
【13回の転職の末に、僕が見た景色】
 で、鬱経験を書いています。

 上記の記事で書いているのですが、バスの運転士の最中に、鬱になります。
 耐えられない日常に、なにも考えられなくなりました。

 家族がいるはずなのに、自分の実力の無さで、
 低収入。
 子どもが二人もいるのに、生活がほぼできなくなってしまったのです。

 死のうとまで考えた、
 そんな私を救ったのが、活字です。

 死ぬ前に、人の憎悪の物語を書こうと思ったのです。

 なぜ、こんな物語を書こうと思ったのかは、
 今でも分かりません。

 ですが当時の私は、鬱になり、完全に心を病んでいたのでしょう。

 バスの運転の休憩時間、公園や、人のいない場所で、コンビニで買ったノートに、猛烈に活字を書きました。

 スマホなどではなく、紙のノートにビッシリと字を書いたのです。

 その時の物語は、絶世の美女が、男を誑『たぶら』かし、コロしてしまうという物語。

 人間の心からの憎悪を書いたつもりでした。

 始めは、日記のように書いていたんです。
 詰まったら、ヘミングウェイを読んで、
 さらに書いて。

 それを繰り返していくうちに、東野圭吾さんに出逢いました。
 初めての東野圭吾さんの作品は、
『時生』

 内容もそうですが、文字の使い方や文章力、
 表現力、全てに惹かれました。
 
 そして、東野圭吾さんの、
『さまよう刃』
 
 この物語を読んだ時、初めて文字で気持ち悪くなったのです。
 自分の書いた話を読んでもこうはならなかった。

 そしてこの時に思いました。

「文字で人の心、動かせんじゃん」

 それから、本格的に活字に興味を持っていき、なにか、まともなストーリーを書こうと思ったのです。

 とにかく、殴り書きでした。

 書き方も分からなければ、なにが正解かも、わからなかったからです。
 経験と言えば、小学校の頃の読書感想文、学生の頃の反省文、そして鬱の時に書いた物語。
 こんな武器しかありませんでした。

 

【日記4 次の一歩は、とにかく書いて、物語を1つ書き上げる】

 どうやったら書けるようになるの?
 の質問には、『とにかく書く』が答えです。

 この段階では、上手い下手とか、気にしているレベルではありません。
 とにかく書いて、とにかく表に出すこと。

 下手くそだろうが、なんだろうが、自分で、最高だと思う物語を書きましょう。
 面白いと思った文章で、周りの人も同じ気持ちになった物語には、コメントが必ずつきます。

 作品の完成後は、Twitterの『読み合い企画』に参加したり、小説サイトに投稿したりが、次の一歩です。
 
 私は、今まで13回の転職をしました。
 その経験の中で感じた事なのですが、ライターの方々は、『厳しくも優しい』です。
 他の仕事では、厳しさの中に明確な教育が、なかったように感じていました。

 ですが、この業界の方々は、全然別物でした。

【日記5 渾身の作品で、ボロクソに叱られた事実】

 私が初めて、最後まで書ききった作品。

『天空の城』

 自信満々で投稿した私は、まさに、井の中の蛙でした。

 今でも、印象的な言葉があります。
 それは、
「まず、文章として成り立っていない。人に読んでもらいたいなら、まずは文章構成から勉強したほうがいい」

 という言葉でした。

 初めてのコメントがお叱りの言葉でしたが、
 不思議と、このコメントを読んだ時は、嫌な気分にならなかったのです。

「伝わらなかったか」

 と悔しい気持ちが勝りました。
 すると、その方、書き方までもコメント欄で教えて下さったのです。

 厳しくも優しい。

 そこから、沢山の人の作品を読み、物語を作っていきます。
 物語の作り方については、様々なところで書いてはいるのですが、
 今後、他の記事で改めて書こうと思います。

 そして、物語が作れるようになると、やっとライターへの道が開かれます。

【日記6 いざ、ライターの仕事へ】

「え?もうなれるの?」

 と思われた方もいるかもしれませんが、もうなれます。
 私の場合、小説家を目指すという時期がありましたので、一旦活字で遊ぶ事になりましたが、
 その時間を必要としないのであれば、もうなれます。

 まずやるべき事は、インターネットで、クラウドワークスや、ランサーズに登録する。
 他にもサイトはあるので、調べて見ると良いです。
 私は、クラウドワークスとランサーズに登録しました。

 仕事探しは簡単です。
 クラウドワークスの検索窓に、『初心者歓迎』『新着』などと入力し、検索。

 試しに、シナリオ制作の仕事を受けてみて下さい。
 何件か断られますが、何件か仕事をくれるはずです。

 ただし、仕事をもらうには、ある秘密の技があるのです。
 これをしないと、なかなか仕事をもらえません。

【日記7 ライターの仕事をもらうための秘密の技】

 秘密の技なんて、大袈裟に言っていますが、
 プロフィールと実績さえ、しっかりしていれば、ある程度の所は仕事をくれます。

 プロフィール画像は、本人画像。
 プロフィールは、ほぼ全て埋めましょう。
 名前も、もちろん本名。

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