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上半期(4-9月期)決算を終え、昨年に引き続き、過去最高益で折り返すことができました。これも一重にお客様、お取引先様、目標に向かって努力してくれている従業員の皆さん、そしてご家族の支援があってこその結果だと思います。ありがとうございます。

これは弊社に限らないことですが、新入社員の方々が入社して半年間、新たな経験を積み、自己成長につながるタッチポイント(社外研修や社内研修や勉強会、目標や結果検証など)が複数、存在していると思います。
そして、社会人として仕事に取り組むことに学生時代との違いも多く、若干の疲労感も出てくるころだとは思いますので、今回のテーマは「セルフマネジメント」について少し触れてみたいと思います。

セルフマネジメント


まず始めに、セルフマネジメントとは、シンプルに表現すると「自己管理」です。自分の精神状態や健康状態を安定させ、より良い状態になるよう改善を図っていくことです。

弊社の方針書にも記載があるのですが、人生はうまくいくことばかりではありません。身近な人が命を落とすことも、信頼していた人が去ることも、仕事で結果が思うように出ないこともあると思います。そんなことが続けば誰だって精神状態や健康状態は崩れてしまいます。

そう、人生、思うようにとまではいかなくても、生き抜くためには、自身の不安定な精神状態や健康状態が続かないように自ら断つ工夫や努力が必要だと思います。

これこそ、セルフマネジメントの第一歩だと思います。

自身を理解する


自身の不安定な精神状態や健康状態が続かないように自ら断つ工夫や努力をするために有効なことは、まず自身を理解することです。

過去に「自分が自分を好きになれないで、誰が自分を好きになれるのか」という教えを受けたことがありますが、自身の魅力や好きなこと、得意なこと、苦手なことなど、理解していることがセルフマネジメントには必要不可欠なことだと思います。

ジョハリの窓について

ご存知の方も多いと思いますが、「ジョハリの窓」というものがあります。

「ジョハリの窓」は、自己分析を通じて他者との関係を知り、コミュニケーションを向上させる方法を模索する心理学モデルです。

具体的には4つの視点(窓)から自己分析を行い、自分と他者の認識のズレを発見するためのツールです。 集団における自己理解を深める手法として、グループワークなどでよく利用されていますが、自分自身を理解するために多くの人に時間を使っていただくことは難しいと思いますので、自分の思っていること(自信のあること、得意だと思っていること、苦手だと思っていること、不安に思っていること等)を他人に吐くことでフィードバックを貰えれば、ジョハリの窓の1つに「盲点の窓」、他人は知っていても自分では気づいていない自己のことを認識することが可能です。

自ら情報を開示しよう

そう、コミュニケーションの第一歩として言われることですが、自己開示(自ら自身の状態や考えていることなどを開示する)から始まります。

こんなことがあったとか、こんな風に感じているとか、こんなことを困っているとか、こんな状況に陥っているとか、こんなことが上手くいっているとか、こんなことが好きだとか、、、

セルフマネジメントが思うように上手くいかない人は上記のような自己開示を他人にしていないか、少ないか。

または、他人の自己開示に耳を傾けて聞くことが出来ていない傾向にあると言われています。

フィードバックを受ける

自己開示を相互に進めた相手との関係には、自身の精神状態がフラットな状態に近づいていくと言われます。

自己開示しない人、または自己開示はしているけど、他人の自己開示に対して傾聴できない人も同様に、考え方や偏り、いわゆる偏屈な精神状態になってしまうため、必要以上に違い(他人や周囲との比較や意見や考え方の違い等)に反応しやすくなり、結果、ストレスを溜め込み、どうしよう、、、と過度に悩むことになります。

解決するためには、勇気を持って自己開示して、開示した人からのフィードバックを素直に受け止めてみることが有効と言われます。

人の悩みは人が起因していると言われますが、人は人に温もる生き物とも言われます。

これを信じられるかどうか。

ここにセルフマネジメントにおける重要な視点、不安定な精神状態やマイナス思考に偏らず、自ら断つ工夫や努力が紐づいて良い精神状態を取り戻すことができるはずです。

時には徐行(ゆっくり)して、ストレス解消しながら、周囲の信頼できる人に自己開示して、フィードバックを受けてみると良いと思います。

結果に向き合う


生きていく上で、何をしても、結果が残ります。

良い結果はオープンに、悪い結果はクローズに。

そんな風に蓋をしていては事実を捉える力が弱くなり、感受性が鈍くなっていきます。

それは仕事だけに関わらず、個人、家庭も等しく。

嫌なこと、苦しいこと、悲しいこと、怒れることも、全て結果です。

結果=事実に向きあうためにはトレーニングが必要で、そのトレーニングが自己開示か、タスク化(考えるまえに行動するためにやることをピックアップする作業)が有効と言われます。

それは、やることが明確(タスク化)で集中環境に身を置くとポジティブになれる。だから、結果(事実)に向き合い、自分ができることをピックアップしてみることはセルフマネジメントにおいても効果的なんだろうなぁと思っています。

会社の業績が好調を維持したとしても、他のすべて(個人や家族など)の結果が良い状態を維持できるとは限りません。実際、様々な悩み、プレッシャー、苦しみに私は直面している状態です。こういう時、問題解決脳でアドバイスをいただくことより、シンプルに弱音を吐けたり、肯定しながら聞いてくれる仲間の存在に、助けられているし、恵まれた環境に感謝しています。

そう、自分自身の存在を肯定できるのは自分。
自分の可能性を信じることができるのも自分。
自分の人生は自らの思考と行動で変えられる。
良い状態に変え、どんな結果に直面しても受け止め、自分ができることにフォーカスできるセルフマネジメントの上にこそ、良い人生、生き抜く力が存在すると思います。

最後に

弊社は個人・家庭の夢を共有したり、1対1のコミュニケーション機会を大切にしている会社です。自己開示しやすい環境と人間関係を社風として定着できるように努力しています。ぜひ、人が人に温もることができる弊社に興味のある方はエントリーしてみてくださいね。


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