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ありがとうの奇跡は果たして起こりえるのか? 1万回唱える意味はあるのか?

ありがとうと言い続けるだけで奇跡が起きる・・・ん!?そんな都合のいいことが果たして起きるのか?と思う人は少なからずいると思います。そこで、ここでは「ありがとうの奇跡を主張する3つの書籍」の紹介と「実際に言葉で物理世界に変化が起こることはありうるのか?」について考察したいと思います。

■ありがとうの奇跡① 「斎藤一人の絶対成功する千回の法則」

私がこの手の「ありがとうが奇跡を呼ぶ系」の本として初めて知ったのは、2005年~2007年ごろの話です。それは、この写真の本でした。

斎藤一人の絶対成功する千回の法則

斎藤一人さんは、ご存じの方も多いと思いますが、知らない人のために書かせていただきます。

■ 斎藤一人
スリムドカンなどのヒット商品でおなじみの「銀座まるかん」の創業者。
全国高額納税者番付(いわゆる長者番付)で9年連続で10位以内に入っている。高額納税者として著名な方。

スピリチュアル的な成功法を説いて、独自の成功哲学を広める。お金持ちになる方法としてこの界隈では有名で「変な人が書いた成功法則」などが著作物としては代表作。

この、「絶対成功する千回の法則」は、初版が2003年なので相当昔の書籍です。

「幸せだなぁ」とか「ありがたいなぁ」を言葉に出して繰り返すと、成功に近づいたり、幸せがやってきたりする。

この本によれば、「幸せだなぁ」とか「ありがたいなぁ」を繰り返して声に出して唱えると、成功に近づいたり、幸せがやってきたりする、ということが書いてあります。

「幸せだなぁ」「幸せだなぁ」「幸せだなぁ」「幸せだなぁ」「幸せだなぁ」・・・

「ありがたいなぁ」「ありがたいなぁ」「ありがたいなぁ」「ありがたいなぁ」・・・

そこで、当時、私は実際に声を出して繰り返し唱えたことがあります。たしかに、繰り返し唱えると、内在的な波動が浄化されて良くなる感じがしました。なので、内在的な波動が浄化されることで、潜在意識が清まり、運命が好転することは十分ありえる話のように思います。

ある日、当時住んでいたアパートの大家さんが私に向かって「近頃おんなじ言葉をずっと繰り返す人がいてねぇ・・・。なんであんなに同じ言葉を繰り返し唱えているんでしょうね」と皮肉交じりに言われたことがあります(笑)

これ、あきらかに私に向けてあてつけていていますよね。

当時のことはうろ覚えに過ぎませんが、たしか次のように言い返したと思います。
そういう人もいるんですね、ただ、良い言葉を繰り返して唱えると運勢が良くなったり、不思議なことや奇跡が起きる、と言われているから、たぶんそれを実践しているんじゃないでしょうか?


「ありがたいなぁ」を何回唱えればいいのか?

この本によれば、1000回唱えれば神様に届くと書いてあります。その理由は1000という数字が神仏と縁があるから、と書いてあります。詳しいことは書籍をご覧ください。

結局、私は一度に200回程度までは言えたけど・・・さすがに一度に1000回は無理でした。トータルすれば1000回は超えたかもしれませんが、短期間に1000回まではできていません。

というか、その時間があれば、真言を唱えたほうが私は合っていると思ったのもあるかもしれません。ただし、「ありがとう1000回」と「真言」のどちらがいい、という絶対的な答えはなく、「個人的にこっちのほうが効力がありそう」と思うほうを選ぶのがベストのように思います。

個人的には1000回唱えるのであれば、「ありがたいなぁ」よりは「ありがとう」のほうが波動的に良さそう・・・そう思います。

長者番付のトップクラスの方がいうことは説得力が違う

この「幸せだなぁ」「ありがたいなぁ」と声に出す成功法則は、実際にビジネスで大成功を収めた斎藤一人さんが勧める方法というところがポイントで、斎藤一人さん自体、この言葉の繰り返しを実践されているようです。

なので、「ありがとうが起こす奇跡」に説得力があります。

■ありがとうの奇跡② 工藤 房美「遺伝子スイッチ・オンの奇跡」「ありがとう100万回の奇跡」

■書籍 リンク Part①(※アフィリエイトリンクではありません)
https://www.amazon.co.jp/dp/4938939835/

■書籍 リンク Part②(※アフィリエイトリンクではありません)
https://www.amazon.co.jp/dp/4938939886/

この本の著者である工藤さんは、余命一ヵ月のがんであることを医者から告げられました。遺書まで書いたほどなので、余程の状況だったのでしょう。

そこで、村上和雄氏の『生命の暗号』という1冊の本に出会うことから全てが変わり始めます。

「人間の遺伝子のうち、実際に働いているのは全体のわずか5パーセント程度で、その他の部分はまだよくわかっていない」

そこから、工藤さんは細胞に向かって「ありがとう」を唱え始めたといいます。

10万回となえたら、がんが消えていたというのですから、まさに驚きです!!

ありがとう、という言葉にはすごい力があるのですね。これほど説得力のある「ありがとうの奇跡」はありません!!

さすがに、10万回となえるというのはすごすぎです。

ちなみに、「遺伝子スイッチONの奇跡」のPart2として「ありがとう100万回の奇跡」という書籍を出されています。

Part1では10万回、Part2では100万回の「ありがとう」を解説しています。

余談ですが・・・。

この著者の方を知ると、かつての私も似たような状況だったので、たいへん共感するところがあります。私はがんではありませんが、一時期医者が治す方法を見つけられない状況におちいり、そのあと大きな奇跡が起きて回復し、こうして生きていられることが奇跡だと思っています。

しかも、そのような奇跡が何回もあったのです。

そのとてつもない大きな奇跡のうち、2回については、今後書く予定です。というか、その体験があったからこそ、このブログをNOTEで始めることにしたわけです。また、普通にすごい奇跡はたくさんあって、そのいくつかは既にこのブログに書いています。このような体験がなければ、いまごろ他のことをやっていたと思います。

■ありがとうの奇跡③ 小林正観さんの名著「ありがとうの奇跡」

■書籍 リンク(※アフィリエイトリンクではありません)
https://www.amazon.co.jp/dp/4478100799/

「ありがとうの奇跡」は小林正観さんの書かれたベストセラー書籍で、2016年に初版された本のようです。私は斎藤一人さんの本よりずっと後になってこの本の存在を知りました。

この本によれば「『ありがとう』を声に出して繰り返し唱え続けることで奇跡が起きる」というものです。

あれ?斎藤一人さんと小林正観さんとで言っていることがそっくりですね。

小林正観さんによれば、次のようなことが起きるといいます。


■ 小林正観さんの名言

「ありがとう」を2万5千回言うと願いが叶い5万回で奇跡が起こる。 そして年齢の1万倍の回数を繰り返すと家族を救える


たしかに、斎藤一人さんの1000回程度は少し少ない印象だけど、2万5千回以上であれば、願望実現や奇跡が起きる可能性は、あながちありえてもおかしくない話のように思います。

小林正観さんは、多くの人の実践により導き出されたようなので、説得力があります。

斎藤一人さんと小林正観さん、どっちが真似たの?

お互いに言っていることがあまりにそっくりなので、お二人のうち、どちらかが真似た可能性は十分ありえます。

私ははじめ、斎藤一人さんが、2003年に上記の書籍を出しており、小林正観さんの「ありがとうの奇跡」は2016年に初版出されていたので、てっきり、小林正観さんが斎藤一人さんを真似たのかと思っていたのですが・・・。

実は、お互いに尊敬し合っていたようで、どちらかといえば斎藤一人さんのほうが、小林正観さんを絶賛しているようで、小林正観さんのほうがオリジナルである可能性は否定できません。

小林正観さんと斎藤ひとりさんの関係については、次のリンクが参考になります。ここのブログから、ある程度、類推することができます。

ただし、あくまで「ありがとうの奇跡が小林正観さんのオリジナル」というのは予想なので真実はわかりません。。

いづれにせよ、お二人ともに同じことを言っている、ということは唱えることに意義があると思います。

その他、「ありがとうの奇跡」を実践されて、不思議な体験をされた方々

その他、ありがとうの奇跡を実践される方々が、世の中には多数いらっしゃいます。

ゆこりん@夫婦関係 パートナーシップコーチさん

ゆこりんさんのこのブログは、ありがとうの奇跡で不思議なことがたくさん起きた体験談をまとめてらっしゃいます。

かのみスピリチュアルブログさん

ありがとうの奇跡を実践されて、幽体離脱からお仕事のことまで、たくさんの不思議体験をされているかのみさん。

この「スピリチュアル体験MASA」のブログにもたくさんのスキをいただいて、大変感謝しております。この場を借りてお礼を申し上げたいと思います。

ありがとうを唱えると、物理的に何か起きるのか?

水からの伝言「ありがとう」「ばかやろう」の驚くべき実験

水からの伝言

江本勝氏の「水からの伝言」P.90~によれば、次のような驚くべき実験結果があったといいます。


■ 実験内容

①ご飯を普通に炊いて、2つの容器に入れます。
②容器1には、「ありがとう」を言い続ける
③容器2には、「ばかやろう」を言い続ける
これを一ヵ月間、毎日繰り返します


■ 驚くべき結果

ご飯に「ありがとう」と言ったほうは、オレンジ色に変色し、良い香りがして、まるで発酵したかのように変化
ご飯に「ばかやろう」と言ったほうは、真っ黒に変色し、「臭いったらありゃしない」ような状態に変化


江本氏によれば、言葉は水のみならず微生物にも影響し、褒められれば微生物がイキイキとし、けなされればふてくされる、ということのようです。

ということは、「ありがとう」を1万回となえることで、体中の水、微生物にプラスの影響を与え、微生物が通常より活性化してくれる可能性があるということです。

この宇宙・自然は、人間の言葉を理解している

人間の言葉は、人間だけが理解できているのではなく、この宇宙、自然は人間の言葉を理解しているようです。

能力者の先生が文字を書いただけで、そこからパワーが出たりすることがあるのですから・・・。たとえば「氣」という字は「気」よりエネルギーがあります。

また、カタカムナ文字にパワーがあったりと、この宇宙は、人の言葉を理解している、というか、人間界の波動の意味をある程度理解しているようだ・・・といっていいでしょう。

量子力学からすれば、この宇宙は素粒子を含めて究極的には波動でできているともいえるので、言葉という波は、それが宇宙に影響を与えているともいえます。

ありがとうで起きる奇跡は、内面だけではない

こういうありがとうの奇跡を含めて、潜在意識の一般的な成功法則について、たまに見かける解説のひとつに、「良い言葉はプラス思考になるから前向きになる。それが原理です。」という、内面の変化だけで解決できたかのように説明をされる方がいます。

しかし、このような潜在意識の波動を改善するものは、内面の変化を起こすだけで終わってしまう、ちっぽけなものではありません

内面の波動の改善は、運命まで変えてしまう力があります。それは、この世は未来が多数のパラレルワールドになっており、どの世界線を選ぶのかは、今の潜在意識の状態によって大きく影響されるからです。

ありがとうの奇跡は、潜在意識が改善されることによって、その内面の波長と合う未来の世界線が選ばれやすくなる、ということです。

ただ、大切なのは、可能性を高めてくれる、というものであって、絶対的に思い通りに変化を起こすものではありません。以前、このブログで似たようなことを解説したと思いますが、山奥でたったの一人で生活する人が異性と出会いを願う人と、頻繁に飲み会に出席する人が異性と出会いを願う人とでは、持っている可能性が全然違います。

頻繁に飲み会に出席する人のほうが、出会いの奇跡は起きやすいのです。この場合、ありがとうを言い続ける人は、何もしないより飲み会で理想的な出会いに出会う可能性が高いといえます。

しかし、山奥の人は、いくら唱えようと、出会いはありません。それは、成功法則に意味がないのではなく、環境とやり方が間違っているのです。

ありがとうの奇跡にしてもそうです。願いが叶いやすような環境に自分を置くよう、自分で準備することで、きっとあなたの願いは叶いやすくなると思います。

人によって何が1番なのかは答えがちがう

また、ありがとうを1万回となえるにしても、その効果は人によってさまざま。なので、少し試してみて効果がありそうだと思った人が、そのまま実践するのが1番良いのでは?と思っています。

私の個人的な体感では「ありがとう」を実践する場合、それにプラスして少しで良いので真言を唱えてみるほうがより良い効果が出るように思っています。

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