「風呂は命の洗濯よ」

平日はシャワーでパパッと済ませてしまうことが大半なので、日曜日の夜くらいはゆっくりしっかり湯船に浸かろう、というのを最近意識的にやっている。やっぱりできない日もあるけれど。

これまではあまり、お風呂の時間を大事にしてこなかった。
のぼせはしないけれど、身体がすぐに熱くなってしまうので湯船に浸かるのが苦手だった。ゆえに、洗えさえすれば、汚れさえ落ちればそれでいいと思っていた。でも、いまになって気づいたけれど、湯船に浸かるのとそうじゃないのは大違いだ。

汚れの落ち方という物理的な部分でも違うけれど、やっぱり心理的な部分が大きい。湯船に浸かってな〜んにも考えない時間。ぬるま湯で半身浴をしながら本を読む時間。だれにも邪魔されない、自分だけの時間。これらがあることで、私のなにかしらのスイッチが切り替わっていると思う。

まぁ、気ままなひとり暮らしなのだから、家にいる限りだれかに邪魔されることなんてないんだけど。でも、部屋にいるとやれスマホだのやれテレビだのと、空いた時間があればなにかをしてしまうものだ。これらと強制的に離れられる静かな場所がお風呂なのだ。

だから、ひとり暮らし用の、特に大きくもないふつうのサイズの浴槽が大変ありがたいもののように感じられるようになった。まさに、こんな風呂の時間に私の命は洗われている。

* * *

「風呂は命の洗濯よ」というのは新世紀エヴァンゲリオンのミサトさんの名言だ。彼女はそういってシンジくんに風呂を勧めるのだけれど、彼はそれに対して心の中でこう言うのだ。「風呂って嫌なことを思い出す方が多いよな」。私も高校生くらいまではそうだった。

でも、そこから10年も経てば、知らない間に感じ方が変わっている。
自分の価値観や好ききらいなんて、時を重ねれば少しずつ変わっていくみたいだ。

最近は思う。
あまり何かに固執しすぎるのはやめよう、と。
もっと自由に、もっと気楽に生きていけた方がきっと他人にも寛容になれるし、何より自分もたのしいんじゃないかなと。

だれかを許せない方が、自分もがんじがらめになるしつらいよな。

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スミス

大阪在住。92年製。
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