見出し画像

「忖度のしすぎ」をやめるのだ

いまさらながら、令和元年の目標を決めました。
「忖度のしすぎをやめる」です。

「人の顔色を窺いすぎるのをやめる」、もしくは「空気を読もうとするのをやめる」でもあります

「空気って読むものじゃなくて、吸って吐くものだと思うから」
『凪のお暇』で凪ちゃんが発していた言葉が、ちょっとだけ時差で自分の心に響いてきました。

* * *

「きらわれたらどうしよう」という気持ちが、いつも私の心の中を大きく占めています。だから感情を出すのが苦手だし(でも結局我慢しきれないので意味がない)、人に何かお願いするのも苦手。注意も好きじゃない。初めての人は地雷がどこにあるかわからないから特にこわい。自分が発言したことで相手を傷つけるんじゃないかと必要以上にびくびくし、相手が怒っているんじゃないだろうかと勝手にひとりで不安になる。

でも、自分に置き換えた時、どうだろう?
そんなに頻繁に、人のことをきらいになっているだろうか?

「苦手」はあれど、「きらい」は滅多にない。
だったらもう少し、「気にしない」ことをやってみてもいいんじゃないか。

それに、自分のことを気にしすぎていると他人に目を向けられなくなるように思う。忖度をしすぎず心に少しの余裕を持つこと。これは意外と相手のためにもなるかもしれない。

* * *

この目標を掲げようと今日決めたのは、友人からかけられた言葉がきっかけだった。とあることを気にしていた私に、彼女はこう言ったのだった。

「人生80年だよ。いま気にしているこのことは、長い目で考えたらほんの0.1秒だよ」

なるほど。ものは考えようだなぁ。

時間もお金も、メンタルも。自分の資源は有限だから。
本当に自分に使いたい時に使った方がいいのだ。だれかの顔色を窺いすぎて資源を失くしたり無駄にしたりするのはやめよう。そう思えたのだった。

* * *

それにしても私はこれまで、「忖度」の意味を少し間違えて解釈していたようです。「媚びへつらってごまかす」みたいなことだと思ってたんですよね。でも改めて調べてみると。「他人の気持をおしはかること」とありました。これを完全になくすのはナシ。あくまでも「しすぎ」をやめるのです。


最後まで読んでくれて、ありがとうございます!