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いまが熱い!“スポカレ流”バスケットボール観戦ガイド

男子は44年ぶりの五輪切符!

近年、Bリーグが盛り上がりを見せている日本バスケットボール!さらに、NBAグリズリーズと2way契約を結ぶ渡辺雄太や、NBAのドラフト会議で日本人として初めて1巡目で指名された八村塁など、躍進を予感させる日本のホープたちが次々と登場。女子もアメリカのプロリーグでプレー経験がある渡嘉敷来夢が代表復帰を果たすなど、注目が集まっています!

東京オリンピックでは開催国枠が付与され、日本女子が2大会連続、男子は44年ぶりの出場が決定。バスケットボールはいまが旬といえるでしょう!!

世界中が注目!NBAスターが集う”ドリームチーム”

オリンピックでのバスケットボールの歴史は、1936年(女子は1976年)からスタート。アメリカ男子代表にNBA選手が参加する”ドリームチーム”が実現したのは1992年のバルセロナ以降です。

男子は19大会(不参加のモスクワ五輪含む)中15大会でアメリカが金メダルと、圧倒的な強さを見せています。女子も11大会(不参加のモスクワ五輪含む)中8大会で金メダルを獲得。男女ともに東京オリンピック金メダルの最有力候補といえるでしょう。

今年ESPNが独自に集計・発表した「WORLD FAME 100」では、サッカーやテニスの選手がひしめくベスト10にNBA選手2名がランクイン(2位:レブロン・ジェームズ、9位:ステフィン・カリー)。さらにケビン・デュラントが11位に入っており、バスケットプロリーグの最高峰・NBAの人気の高さが表れています。スーパースターたちの共演”ドリームチーム”がオリンピックでどのように結成されるのか。世界中の視線が注がれます。

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五輪テストイベント、ワールドカップ……8月から外せない大会が目白押し!

8月は日本で五輪テストイベントを兼ねた日本代表(女子)の国際強化試合「三井不動産カップ」チャイニーズ・タイペイ戦が、五輪と同じ会場のさいたまスーパーアリーナで開催。そして、FIBAワールドカップ(男子)(中国)が8月末からスタートします!重要な国際大会を前に、スポカレが注目する選手をご紹介します!

<女子>
5~6月にかけて開催された三井不動産カップのベルギー戦で2連勝。8月に五輪テストイベントを兼ねて埼玉で行われるチャイニーズ・タイペイ戦でも2戦2勝が期待されます。9月24〜29日開催の「FIBA女子アジアカップ2019」(インド)へ弾みをつけたい!

渡嘉敷 来夢(JX-ENEOSサンフラワーズ)
生年月日:1991年6月11日
出身地:埼玉県
身長:193cm
前回のリオ五輪でエースとして活躍も、その後はケガもあり3年ぶりの代表復帰となった。Wリーグでは5年連続6回目となるシーズンMVPを獲得するなど、絶対的エースとしての地位は揺るぎない。

町田 瑠唯(富士通レッドウェーブ)
生年月日:1993年3月8日
出身地:北海道
身長:162cm
前回リオ五輪に出場したほか、昨年度のワールドカップ代表にも選出されている。激しいポイントガード争いに勝ち抜き、司令塔の座を掴み取れるか。
<男子>
ワールドカップは、アメリカ代表で出場辞退者が続出。その中でカイル・クーズマ(ロサンゼルス・レイカーズ)やジェイソン・テイタム(ボストン・セルティックス)、ドノバン・ミッチェル(ユタ・ジャズ)といった、20代前半の若手たちが意欲的な姿勢を見せています。

一方の日本は、合宿を重ねて代表メンバーを絞っています。今回は、日本男子の「BIG3」と呼ばれる3名(渡邊、八村、ニック)を中心にピックアップ!アジア予選を勝ち抜いて自力でワールドカップ出場を決めたのは21年ぶり。BIG3の活躍が勝負を左右しそうです。

渡邊 雄太(メンフィス・グリズリーズ)
生年月日:1994年10月13日
出身地:香川県
身長:206cm
2018年にグリズリーズと「2way契約」を結び、田臥勇太以来2人目となる日本人NBAプレーヤーに。2019-20シーズンのNBAでは、ロースター入りのタイミングが合えば八村塁との日本人対決が実現するかもしれない。

八村 塁(ワシントン・ウィザーズ)
生年月日:1998年2月8日
出身地:富山県
身長:203cm
アメリカのゴンザガ大学に入学し、全米大学選手権でベスト8に。2019年のNBAドラフトで、日本人初めての1巡目指名を受けた。10月23日のNBA開幕戦でのロースター入りが確実視されている。

ニック・ファジーカス(川崎ブレイブサンダース)
生年月日:1985年6月17日
出身地:アメリカ
身長:207cm
NBAでのプレー経験などを経て2012年に来日。正確性のあるシュートで、Bリーグ初代得点王に輝く。2018年には日本国籍を取得。2mを超えるニックの高さは、日本にとって貴重な武器になる。

富樫 勇樹(千葉ジェッツ)
生年月日:1993年7月30日
出身地:新潟県
身長:167cm
現在はケガのため代表を離脱しているものの、チームの司令塔的な役割を担うポイントガードの有力候補。国内で確固たる地位を築き、2019年6月には日本人初の1億円プレーヤーになった。

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ワールドカップ予選ラウンドの組み合わせ

中国で開催されるワールドカップ(男子)は、以下の日程で開催されます。

1次ラウンド 8/31~9/5
2次ラウンド 9/6~9/9
決勝トーナメント 9/10~9/15

出場する32ヵ国が8グループに分かれ、各グループの上位2ヵ国が2次ラウンドに進出。2次ラウンドで新たに組まれたグループの上位2ヵ国(計8ヵ国)が決勝トーナメントに駒を進めます。

日本が入るグループEは、トルコ(17)、チェコ(24)、アメリカ(1)、日本(48)と、強豪揃いです。アメリカと激突する大一番は、9月5日の21時30分開始。ぜひ生で見ておきたいですね!
※()内の数字は2019年3月16日現在のFIBAランキング

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日本代表の選考もこれからが正念場。選手一人ひとりのアピールにもぜひ注目してください!

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