今を、生きろ

過去、現在、未来。
生きて行くうえで、さまざまなフェーズがある。
過去は変えられないけど未来は変えられる、とかいうけど、結局どちらも終わったことだったり、まだ起きてもいない事だったりする。
自力でどうにかなるのは今だけだ。今を精一杯生きたら未来も変わるし、過去も今へのステップになる。
生きてれば後悔することもあるし、将来が不安にもなる。
だけど、自分がいる場所は「今」でしかない。
だから、今を大事に生きよう。

と、これは俺ができていないダメな部分のひとつ。
後悔ばかりするし、不安にかられてばかりいる。「今だけ」を考える事が出来ればどんなにいいか。
「後悔と不安を脱ぎ去り、今だけを生きる」とは、言うほど簡単な事ではないのだ。


——

息子「俺がロボットだった頃さぁ


いきなり、なんのこっちゃと思うだろう。
うちの息子は何を隠そう前世はロボットだったらしいのだ。


自分から、「俺は人間の前はロボットだった」という話をはじめたのは、
4歳とかそのへんだったか。

はじめて聞いた時はそれこそ、
「面白いねぇ」下手すれば「可愛い!」なんて感じだった俺たち親も
ここまで言い続けられると、不安になってくる。

「本当にロボットだったのかも、、、」
とすら思ってくるのだから、継続は力なりである。


息子曰く、
ロボットの世界というのがどこかに存在していて、
彼はそこで生まれ、そこで育った。
ロボットの世界には人間の世界と同じように、映画館があったりレストランがあったりするらしい。
そこで経験したことは彼の中に記憶として残り、
人間になった今も、たまにその頃(ロボット時代!)を思い出したりするようだ。
やがて彼はロボとして死に、人間として生まれ変わって、現在に至る。


なんだか、真面目に書いていると自分がアホなんじゃないかって思ってきた。。しかし、ちょくちょくロボット時代の話をされているとその状況すら普通に感じてくる。


例えば、この間。

あるテレビ番組を見ていた。ドラマ。
間違いなく息子は初めて見るドラマ。にもかかわらず、

元ロボ「あ〜これね、これさ、ロボットの頃、見たわ」

なんて普通にいってくる。

飯を食っていれば、
明らかに、それ初めて食べるだろ、おまえ、という料理も

元ロボ「はいはい、これね。ロボットの頃、食べたわ」

と言ってくるのだ。


おまえはどんだけロボット時代を引きずってるんだ、と言いたくなる。



そんな元ロボットが、寝坊した朝。


「おまえさ、もっと早く寝ろよ。だから朝ちゃんと起きれないんだぞ」

元ロボ「違うよ。」

「なにが?」

元ロボ「ロボットは朝弱いんだよ。

「なんで?」

元ロボ「体がさ、鉄で出来てるじゃん、だから朝は冷たくなってるから動きにくいの」

、、、なんじゃそりゃ。間違いなく前日の夜更かしだろ、原因はよ。


「言い訳すんなよ!おまえ、今日は早く寝ろよ!」

元ロボ「言い訳じゃなくて、しょうがないんだよ」

「しょうがない!?」

元ロボ「そう。だってロボットはそうなんだからさ」

元ロボ、タチ悪。


「お前、ロボットの世界にいた時は、朝どうしてたんだよ」

元ロボ「あ〜あの頃はね、ゆっくり起きてたよ」

「怒られないの?」

元ロボ「誰に?」

「いや、だってロボットの世界にも学校とかあったでしょ」

元ロボ「あったね。でもね、行く時間は自由だったし」

「あ、そうなのね、、、」

元ロボ「だからさ、俺は朝、そんなにすぐに起きれないの。わかる?」

「いや、でもさ、、、、」

元ロボ「ロボットの頃はさ、エンジンかかるのも時間かかってさ、大変でさ」

「いやいや、そうじゃなくて、、、、、、」

元ロボ「ロボットの世界にも冬ってあったんだけどね、ここまで寒くなかったなぁ」

「いやいや、聞いて、、、」

元ロボ「ロボットの頃はさぁ〜、、」


「おまえ、今、人間じゃん!!!」



もう、いいよ。。。
過去、おまえに何があったか知らないよ。
もし元ロボットだったのなら、それで良しだ。

ただし、今を生きろよ!

まぁそれが難しいことは、俺も知っているがな。


この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?気軽にクリエイターを支援できます。

読んでくれて、ありがとうございます!
6

Sports_AD

親子漫才

息子(現在6才)との日々の会話から感じた色々を記録。
コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。