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伝えたければ 地図を描け

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昨日 載せてくれた書き込みは
今でも 気づきの多いものだったので
こちらに 書き残すこととする

自分の話を
伝えるためのコツだ

*

コンサルタントの三谷さんの
経営戦略全史のセミナーに
参加した時のことだ

戦略論には興味があったが
頭の中では整理できておらず

膨大な話を
どのようにまとめるのか 楽しみだった

話を聞いてみて 内容もさることながら
なんと楽しそうに話すのだろう

楽しくて仕方がない というような
跳ねるようなリズムで 説明をしていく

その姿を見ているうちに
好奇心が湧いて来た

この人の「伝えることへのこだわり」
どうして生まれたのだろう

質問の機会があり 
聞いてみたら語ってくれたことがある

*

応用を教える事は
そんなにむずかしくないんだ

なぜなら 相手にバックグラウンドがあるからね
つまり 1を10にすることになるからだ

一方 0を1にすることは
とてつもなく 難しい

相手に バックグラウンドが無いから
自分がその分を カバーしなくてはいけないからね

でも だからこそ 面白い

*

すこぶる 大変な作業だけれど
それは 三谷さんにとって
楽しく そして成果が出せるものだった。

今回はその対象が
経営史だったようだ

ただ それでもまだ疑問がのこった

では 0を1にする そのために
伝える側は「何を考えれば」いいのだろう

さらに 質問を重ねた

*

三谷さんからの意見は3つ

1つめは 構造化すること

教えるところ だけではなく 
全体を シンプルな形で構造化すること
そうすれば 理解を早めることができる

2つめは 全体像を描くこと

構造化できたとしたら
それを踏まえて 俯瞰をして
全体像を描くこと
これが説明する時の 道標となる

3つめ 現在地を提示すること

主として 質問が来た際の考えだけれど
相手が 全体像のどこで迷っているのか
現在地を 示して返答すること

*

つまり 事柄を 伝えるためのコツは
地図を描くということなのだ

頭の中に地図があれば
どこにいくのか どこにいるのか
咄嗟の質問でも 迷わない

まずは 自分の頭を整理して
伝えたいことの 地図を書く

説明は それからだ

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