鮭塩麴焼き(アニメ「少女終末旅行」)
(少しだけネタバレてます)。
鮭を焼く前に塩麴につけて30分以上。それから焼いています。その美味しいこと美味しいこと。冷蔵庫には塩麴を常備しています。たまーにムニエル作ったり、バター焼きにしていますけれど、やっぱり塩麴が一押し。
お魚を食べるシーンが出てくるアニメ「少女終末旅行」。かなり前アマプラに来ていて、アニメだけ視聴しました。チトとユーリというふたりの少女が、ケッテンクラートという車に乗って、荒廃した世界を旅する物語。いたるところに戦争の痕跡があるものの、人は住んでいません。これだけでもう、救いの無さを感じる展開です。
チトは黒髪で本を読む人。ユーリは銃を持ち、ちょっとサイコパスっぽいところがある人。合わないようでいて、名コンビ。というか、もはや人のいない世界において、探索の旅の相棒として、ぴったりのお二人に見えてきます。
途中出てくる男性のカナザワさんと女性のイシイさん。このお二人がやろうとしていたことは実現するのでしょうか? ここは本編をお楽しみ下さい。
ヌコという不思議な生き物が出てきたり、レーションをふたりで作ったり、お風呂入ったり。非現実が現実と化した絶望的なロードムービーにいつしか引き込まれてゆくのです。
はぎとれる限りのものをはぎとったときに見えてくる、生きることの本質。このアニメは正解を出さずに、こちらに考えさせる提起のようなゆさぶりをかけてくるのです。
人生ってなんだろう。命ってなんだろう。そんな哲学の入るような奥深い作品です。アニメは原作本4巻で終了。原作本は6巻で完結です。
(アニメ)
(単行本6巻セット)
(サウンドトラック)
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