見出し画像

一度は生で見たい世界の美景~vol.10~

彩虹眷村(台湾)

 台湾の台中市に、色鮮やかなペンキで描かれた地区・彩虹眷村(さいこうけんそん)があります。日本語に訳すと「虹の村」となります。もともとは、中国の国共内戦で敗れた軍人たちが台湾にやってきて住んだ住宅地。かなりの年月がたって家も老朽化し、再開発地区として取り潰そうかという話が持ち上がっていたのでした。
 そんな再開発計画の話がでていた2008年のある日、一人のおじいさんが突然、ペンキで家の前の灰色のコンクリート壁に絵を描き始めたのでした。絵を描くことを習ったわけでもなく、思いついた絵柄をそのまま描き続けていったそうです。家の壁という壁、道路などあらゆる場所に。。。
 それが今では台湾有数のインスタ映えスポットとして、世界中から観光客が訪れる名所となっています。まさか「虹の村」としてこんなに有名になるとは、誰も考えなかったことでしょう。

早くコロナが終息し、世界中の人が笑顔になりますように。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?