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一度は生で見たい世界の美景~vol.11~

レンソイス(ブラジル)

 ブラジル北東部のマラニャン州にある砂丘・レンソイス国立公園。約15.5万ヘクタールにもおよぶ純白の砂丘で、衛星写真で確認できるほどの広大さです。「レンソイス」とは、ポルトガル語で「シーツ」の意味。砂丘一帯が真っ白なシーツのような姿であることから、この名がつけられました。砂丘が真っ白な理由は、砂の成分がほぼ100%の純度の石英(せきえい)という白色鉱物で構成されているため。長い年月をかけて研磨された石英が太陽光で反射し、砂丘一帯が白く輝いて見えるのです。
 雨季になると、砂丘の地下水が水位を増し、真っ白い砂丘の上にいくつもの湖が現れます。光の屈折でエメラルドグリーンやコバルトブルーに輝くこの湖で、のんびりと遊泳を楽しむこともできます。また湖が姿を現すのと同時に、数多くの魚たちが遊泳し始めます。この魚たちがどのようにして現れ、そして乾期に変わる頃、どのように姿を消していくのかは、未だに解明されていない謎だそう。あまりにも壮大な気色で、どこかの惑星に迷い込んだかのような気分になりますね。

早くコロナが終息し、世界中の人が笑顔になりますように。

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