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スタンドバイミーの破壊力

MTA(ニューヨークの地下鉄)に乗って居た。
ある男が、ギターを片手に歌い出す。
曲はスタンドバイミー。

電車の中の音楽や駅構内の音楽は然程珍しくない。
だが、彼は上手いんだ。

突然プレゼントをもらったような気になる。

何故?ノスタルジックか?
いや、別に特にまだ日本への恋しさは無い。
だから違う。

酒が私を助長させるのか?
いや、まだ朝だ。ノンアルコールの私にそんな状況は無い。

そしてスタンドバイミー自体に思い入れも無い。
映画も観ていないぐらいである。

彼自身の才能だろう。こう言う事はNYでよく見かける。チャンスの街とはよく言ったものだ。

ふと気がつくと周りも感動したようである。
いつもは無視を決め込んで居る(電車内でのパフォーマンスは特に)ニューヨーカーがパチパチと拍手を彼に送る。

無論幾らかのチップもだ。
(チップは30人に1人ぐらいが払う事もある)

そう言えば、スタンドバイミーなんて使った事ない。
先日アメリカ人4人と遊園地に行ったばかり。まだまだ先の長い言葉の壁を感じ、自分の不甲斐なさを猛省したばかり。

ちびっ子にも癒される今日。
ちびっ子特攻野郎Aチームが1人いる。
破壊力が半端ない。

今日もNYは元気である。

#ニューヨーク #なんでも無い話 #アメリカ生活 #エッセイ

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