為政者の哲学はどこにあるのか??「ペンは剣よりも強し」

 いったいこの国の為政者はどこを向いて職務をおこなっているのだろうか?近年の政治をみていると、票集めを行って、政権与党になれば、権力をふりかざし国民の意見(民意)はそっちので、自らの考え方を押し通す傾向が以前に増して鮮明になっているように思う。
 加えて、失政への反省は影を潜め、数のおごりによる強権的な発言が目立つように思えてならない。もちろんこれまでも政権与党というものはそういう性格の哲学を持つ集団なのだろうと半ばあきらめていたが、国益という観点から、なんでも民意を踏みにじってしまうのはいかがなものだろうか?
 この手の行為は、国民の利益には程遠いし、対話をかかげる現首相の哲学ともかけ離れているように思えてならないのは私だけだろうか?民意に沿わない出費(浪費)は、次世代の子供たちへの過重な荷重となって押しかかることになるのだが、恐らく現在の為政者は「親方日の丸」の哲学で、いまこそ出費するべきときだと豪語するのだろう。
 このような今さえよければいいという哲学が、国力を徐々に削いできているように思えてならない。貴重な財源は将来の教育に投資すべきだ。「ペンは剣よりも強し」だ。国力は教育投資により蓄積される、決して軍事力により増進されるわけではないとの哲学を叫ぶ政治家はいないのか?
 いよいよ、ロシアも内部から戦争反対の声が上がり始めた。人類を破滅に導く政治は国益にかなうことは、過去の戦争の教訓であると考える哲学はまちがいなのだろうか。

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