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『花束みたいな恋をした』はビフォアコロナ時代のビター・スウィート・シンフォニー

『花束みたいな恋をした』という映画がとても盛り上がっている。
そして観た人の感想にこれでもかと出てくるキーワード「サブカル」。
これは”今”観ておかなくてはいけない、となんとなく感じてすぐに席を予約しました。

とりあえず登場したキーワードを羅列してみる。

天竺鼠の単独チケット(2015年1月10日「ジャンピングボレーライブ」@ルミネtheよしもと)
コンバースのジャックパーセル
からまるイヤホン
トイレットペーパー
京王線
明大前
終電
居酒屋(ロケ地は「世界のやまちゃん新宿靖国通り店」)
カラオケ
きのこ帝国
ファミレス
真夜中の甲州街道
調布
押井守
穂村弘
長嶋有
いしいしんじ
堀江敏幸
柴崎友香
小山田浩子
今村夏子
円城塔
小川洋子
多和田葉子
舞城王太郎
佐藤亜紀
宝石の国
ゴールデンカムイ
茄子の輝き(夫婦や仕事の人間関係もずっとは保証されない的なテーマ)
新代田FEVER
Awesome City Club
ナンバーガール
GReeeeN
セカオワ
ワンオク
フレンズ
パズドラ
さわやかのハンバーグ
cero
阿佐ヶ谷roji
羊文学
崎山蒼志
長谷川白紙
SMAP「たいせつ」

羅列の順番はあえてバラバラです。
これだけ意図的に盛り込んでいるにも関わらず、押し付けがましくないサブカル描写が功を奏しています。
観終わったあとのララランド的な儚さと余韻がたまらんです。
そして映画の中で描かれている生活のすべてがコロナ以降の現在では懐かしく、羨ましく、眩い

いま『何者』と『南瓜とマヨネーズ』がもういちど観たいです。

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