羅針盤-「東南アジア青年の船」

内閣府の青年国際交流事業「東南アジア青年の船」に参加した青年たちの物語を紹介します. …

羅針盤-「東南アジア青年の船」

内閣府の青年国際交流事業「東南アジア青年の船」に参加した青年たちの物語を紹介します. ※ここで紹介される一切のものは,事業主催である内閣府の公式見解ではありません.

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「一生味わえない経験」—羅針盤#10

内閣府の青年国際交流事業である「東南アジア青年の船」(以下,東ア船)に参加した青年たちの物語を特集する「羅針盤」。今回は第10弾です。 金子優一(かねこゆういち)。第43回(2016年)「東南アジア青年の船」参加青年。フリーランスフォトグラファー。埼玉県青年国際交流機構(埼玉IYEO)事務局長。2016年に「東南アジア青年の船」に参加する前,日本国内プログラムのローカルユースや実行委員を経験。そのほか国際青年交流会議,日韓青年親善交流の集い,NPOマネジメントフォーラム(い

    • 日本代表経験者が集う「コレヲキニ Meetup #3-集え日本代表-」に参加してきました!

       今日は参加青年の物語紹介ではなく,事後活動のお話です。  事後活動とは簡単に言うと,事業に参加した後に,事業で得た経験等を活かして行うプロジェクトのようなものです。  事後活動の定義は様々ありますが,私はいろんな事後活動の形があってよいと思っています。facebookで選考の情報をシェアするなど小さなことでも,今回の「コレヲキニMeetup#3 - 集え日本代表-」のような大規模なものでも,なんでも事後活動だと思っています。「事後活動とはこうこうこういうものである」とい

      • 「留学×SSEAYP」第3弾-羅針盤#9

        新連載「留学×SSEAYP」。3か月以上の長期留学を経験したかつ,東南アジア青年の船(以下,東ア船)に参加した人に,「両方を経験したからこそ,得られたこと」を主軸にインタビューしました。連載第3弾は,第42回(2015)年に東ア船に参加した武田有人さんです。 ※「東南アジア青年の船」に関する詳細は,こちらと内閣府のウェブサイトをチェック! ※2019年度の募集要項に関しては,こちらを参照ください. ———本日は宜しくお願いします。まず簡単に自己紹介をお願いします。  武

        • 「留学×SSEAYP」第2弾-羅針盤#8

           新連載「留学×SSEAYP」。3か月以上の長期留学を経験したかつ,東南アジア青年の船(以下,東ア船)に参加した人に,「両方を経験したからこそ,得られたこと」を主軸にインタビューしました。連載第2弾は,第44回(2017)年に東ア船に参加した楠原佳奈さんです。 ※「東南アジア青年の船」に関する詳細は,こちらと内閣府のウェブサイトをチェック! ※2019年度の募集要項に関しては,こちらを参照ください. ———よろしくお願いします。まず簡単に自己紹介お願いします。  楠原佳

        「一生味わえない経験」—羅針盤#10

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        • 羅針盤#4 - トミー
          4本
        • 留学×SSEAYP
          3本
        • 羅針盤#3 - よーだいさん
          3本
        • 羅針盤#2‐あきさん
          4本

        記事

          「留学×SSEAYP」第1弾-羅針盤#7

           今回は趣向を少し変え,新しい連載をスタートします。今回の連載のテーマは「留学×SSEAYP」。3か月以上の長期留学を経験したかつ,東南アジア青年の船(以下,東ア船)に参加した人に,「両方を経験したからこそ,得られたこと」を主軸にインタビューしました。連載第1弾は,第44回(2017)年に東ア船に参加した石黒友梨さんです。 ※「東南アジア青年の船」に関する詳細は,こちらと内閣府のウェブサイトをチェック! ※2019年度の募集要項に関しては,こちらを参照ください. ———よ

          「留学×SSEAYP」第1弾-羅針盤#7

          「誰かの為に, ではなくあなたの為に. あなたの為には自分の為に」-羅針盤#6

          2018年度の東南アジア青年の船も終わり,2019年度の募集もいよいよ始まりました.2019年第2弾のインタビューは,筆者と同じ2017年に東南アジア青年の船(以下,東ア船)に参加した杉浦真吾さんです. インタビュイープロフィール 所属:東京外国語大学 専攻:マレーシア語,古代ギリシャ文学 その他の活動:多摩市若者会議の運営(まちづくり) ※「東南アジア青年の船」に関する詳細は,こちらと内閣府のウェブサイトをチェック! ※2019年度の募集要項に関しては,こちらを参照くだ

          「誰かの為に, ではなくあなたの為に. あなたの為には自分の為に」-羅針盤#6

          「自分だからできること」を追求した52日間-羅針盤#5

          ✔ 日本語パートナーズ参加後,東南アジア青年の船へ ✔ 自分だからできることを-広島の魅力を伝える 内閣府の青年国際交流事業である「東南アジア青年の船」(以下,東ア船)に参加した青年たちの物語を特集する「羅針盤」。今回は第5弾です。 登場いただくのは,広島県から参加した渡邉健也(なべ)さん。東ア船を知ったきっかけから,「広島出身」だからこそできることを追求したことまで,語っていただきました。 ※「東南アジア青年の船」に関する詳細は,こちらと内閣府のウェブサイトをチェック

          「自分だからできること」を追求した52日間-羅針盤#5

          「私はああいう人たちを目指すんだ」-羅針盤#4-4

          ✔ 2つの「次元の違い」を感じた.出会う人の「次元の違い」と,国のそれぞれの内情の「次元の違い」. ✔ 「次元の違い」を目の当たりにして,人を見る視点が豊かになった. ※前回の記事はこちら. 次元の違いを感じた52日間———最後に,船で経験したことを,ひとことか一文でまとめるとどんな感じになりますか? トミー:なんだろうな,「次元が違う」かな. ———「次元が違う」.その心は?  出会う人間の次元が違うっていうのが一つ.こんなにやさしい人に会ったことが今までなかった

          「私はああいう人たちを目指すんだ」-羅針盤#4-4

          「魅力的な人」を学んだ52日間-羅針盤#4-3

          ✔ 「人間としての可愛さがある人」,カッコ悪いところをさらけ出してまでしても成し遂げたい何かがある「根本的な軸のある人」,「暖かい人」に出会って,めざす人間像が変わった. ✔ 実際に現地で生活してわかる「小さな気付き」を多く得た. ※前回の記事はこちら. 自分がめざす人間像が変わった———船の中で特に印象に残ってることとかありますか? トミー:なんか船って,シビアなところだなって思いました.ずっと300人で共同生活してると「人が集まる人」,つまりカリスマ的な人ってすごい

          「魅力的な人」を学んだ52日間-羅針盤#4-3

          「日本人らしくない日本代表に」-羅針盤#4-2

          ✔ 「私」きっかけで,日本を好きになってもらえたら. ✔ 日本人らしくない「日本代表」で,日本の多様な側面を知ってもらいたい. ※前回の記事はこちら. 「私」を通して日本を好きになってもらいたい———前回の記事のところで,4つ目標挙げてもらったんですけど,その目標,参加してどのくらい達成できたと思いますか? トミー:うーん,いい意味で全く分かんなかったですね.日本を知ることについては,ディスカッションプログラムとかローカルプログラム(注)とかで特に痛感したんですけど,案

          「日本人らしくない日本代表に」-羅針盤#4-2

          アジアからみたアジアを知る-羅針盤#4-1

          ✔ アメリカで,アジア人としてのステレオタイプを経験. ✔ そのステレオタイプから「アジア人としての自覚」や「アジアとは何か」を求め,東ア船へ. ✔ 自分が日本やアジアを知ると同時に,「日本を好きになってもらいたかった」. 内閣府の青年国際交流事業である「東南アジア青年の船」(東ア船)に参加した青年たちの物語を特集する「羅針盤」.今回から第4弾のスタート! 登場いただくのは,前田智美(トミー)さん.羅針盤のインタビュー連載では初の学生です! 今回は,東ア船を知ったきっか

          アジアからみたアジアを知る-羅針盤#4-1

          「自分を見限らない」-羅針盤#3-3

          ✔ 目標を立てる段階で,自分を見限らないことが大事. ✔ 日本の玄関口で,日本に来る人にいい想いをしてもらいたい. ※前回の記事はこちら. 自分を見限らない———よーだいさんが東ア船に乗る前におもってた語学に関することなんですけど,東ア船で語学に対する影響とかはありましたか? よーだいさん(以下,Y):語学への意欲はものすごく高まりました.逆に,ものすごく後悔もしました.英語がもっとできればこいつとも友達になれてただろうな,っていう人とか,言葉足らずなせいで離れていって

          「自分を見限らない」-羅針盤#3-3

          「写真で後代に東ア船を伝える」-羅針盤#3-2

          ✔ 写真を通じて東ア船を伝える. ✔ 多様性がある集団だからこそ,できることがある. ※前回の記事はこちら. ———次に,東ア船に乗る前に,東南アジアに対してどういうイメージがありましたか? よーだいさん(以下,Y):ひとつあったのが,全然日本人と東南アジア人と考え方とか価値観が違うのかなあと思ってました.例えば,自分が日本人と友達をつくるアプローチと,東南アジア人に対するそれは絶対違うだろうなと思ってました. ———なるほど,根底から異質であると. Y:あと,東南

          「写真で後代に東ア船を伝える」-羅針盤#3-2

          「深い」東南アジア理解のために-羅針盤#3-1

          ✔ 日本・韓国青年親善交流事業への応募が,東ア船を知ったきっかけ. ✔ 東南アジアに対する深い理解を目指して参加. 内閣府の青年国際交流事業である「東南アジア青年の船」(東ア船)に参加した青年たちの物語を特集する「羅針盤」.今回は第3弾です. 登場いただくのは,税関から参加された坂本洋大(よーだい)さん.よーだいさんは,事業中のさまざまな場面を写真として残す「プレス係」のリーダーを務められました. 今回は,東ア船に参加するまでのいきさつを語っていただきました. ※「東

          「深い」東南アジア理解のために-羅針盤#3-1

          「みんなをヒーローにする」-羅針盤#2-4

          ✔ 「苦労して帰ってきた」東ア船. ✔ 絶対的なリーダーシップなど存在しない. ✔ 人の気持ちにフォーカスしたコミュニティづくりを. ※前回の記事はこちら. 「みんなをヒーローにする,そして未来へ」———最後に,東ア船でいろいろ経験したと思うんですけど,そこで得た経験を一言でまとめると何になりますか? あきさん(以下,A):なんだろう…私,人から東ア船で何してきたの?って聞かれたら,「苦労してきた」って答えてるんですよ.つらいことも多かったんですよねやっぱり(笑).最初

          「みんなをヒーローにする」-羅針盤#2-4

          「こころの隙間」とコミュニケーション-羅針盤#2-3

          ✔ お互いのことばは理解できなくても,こころを通い合わせることはできる.それが真のコミュニケーション. ✔ 人と向き合うと同時に,自分とも向き合った2か月間. ✔ 目の前にいる人とのコミュニケーションは,絶対に諦めない. ※前回の記事はこちら. 「真のコミュニケーション」———いまの仕事でやってるエリアマネジメントとか,人を調整するリーダーとか,恩送りとか,やっぱり「何かをつなぐコミュニケーション」みたいなのが一つ軸にあって,大事にされてるみたいですね.そのきっかけになっ

          「こころの隙間」とコミュニケーション-羅針盤#2-3