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カーニバルで見るメンタリティ

今日はとあるちいさな街でカーニバルのパレードがありました。
ドイツのカーニバルは毎年この2月上旬から中旬くらいに開催され、動物だったり、ピエロだったり、海賊だったり、あるいはスポーツマンなど思い思いで様々な格好に仮装して、ビールやゼクト(ドイツのスパークリングワイン)を飲みながら騒ぎます(お祝いします、笑)。

そしてパレードを織りなす様々な団体(事前登録)が、お菓子、花、ぬいぐるみ、雑貨、など色々な物をバラ撒き、それを「カメレー!カメレー!」と言いながら貰っていくわけです。

・声が大きい
・はっきり呼びかける
・どんどん前に出る
・アピールが大きい
・目立つ
・なんなら相手の袋のところまで行く

こういった事ができる子供(や大人)がどんどんお菓子を勝ち取っていきます。

もうおわかりでしょうか。

そうなんです、我々日本人、空気を読む人種なんで苦手なんです(笑)
ずかずかと相手を気にせず押しを強く、とかとてもできません。

そんなこんなで、次男と二人で参加した今日の稼ぎは少なかったですが、まあ雰囲気を楽しめたので良しとします。

白熊とアライグマ

あとは、些細なことではあるんですが、こういうフェスティバルやお祭りの時、みんなが口ずさんでしまうような音楽って、必ずありますよね?
日本でいったら、炭坑節の「月が〜、出たでった〜」というあんなやつです。
そういった時に、まわりが楽しそうに歌っていて自分達は全くわからない、という時にやっぱり寂しくなりますね、正直なところ。
こういうのは海外に住む代償のひとつなのでしょう。



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