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【3PLとは?】新たな取り組みの話


早いものでもう4月が目前です。
徐々に桜が開花していますね。

入学、就職、就任など、
節目を迎えられる方々
おめでとうございます!
4月からまた、新しいスタートですね。


弊社も新年度を迎えるにあたり、
新しい事業の構想を実現すべく、
具体的に着手していこうと準備を
しています。


“3PL” という用語をご存知でしょうか?


3PL(サードパーティー・ロジスティクス)
とは、物流のノウハウを持つ第三者企業に、
物流部門を委託する業務形態のことです。


簡単に言うと、物流部門をまるごと
外部に委託する
、ということ。

(ちなみに ”物流” とは、商品が
消費者へ届くまでの “物の流れ“のこと
であり、この “物の流れ” の中には、
輸送、保管、荷役、包装、流通加工、
情報処理の6つの機能が含まれます。

この6つの機能が連携することで、
消費者に商品を届けることができます。
さらに、スムーズな物流を実現するために
物流を一元管理することを、
ロジスティクスといいます)


3PLは昔からある業務形態なのですが、
インターネット通販の普及に伴い、
今後もこの3PLを担う企業は
増えていくと思います。

なぜなら、
消費者に届ける “物” の作り手や、
仕入れて販売する多くの企業では、
物流という業務に関してはほとんど
ノウハウを持っていないことが
多いからです。


荷物を保管する倉庫、在庫管理、
物を運ぶのに必要なトラックや船などの
配送手段、最適に物流を運用するのに
必要な人材とシステム…


このように、消費者に一つの物を
届けるのに必要なものは、よくよく
考えるとたくさんあるのです。


個人でも、荷物を送るのに送り状を
書いたことがある方は多いのでは
ないでしょうか。
日常生活のなかで物流に触れる機会は
誰しもあると言えます。


しかし “物流” と言葉にするのは
簡単でも、実は一般に知られている
以上に業務の実態は多岐に渡り複雑で、
自社ですべてまかなおうとすると
時間的にも資金的にも負担が大きくなります。


たとえば送り状一つとっても
運送会社の数だけ種類がありますが、
郵便番号、住所、氏名、電話番号など、
記入する内容に大きな差はありません。


時々一つだけ物を送るくらいであれば
手書きでも苦にならないかもしれませんが、
これが毎日何件も出荷する物があって、
それぞれの荷物に対して異なる運送会社で
配送しなければならないとしたら…
どうでしょうか?


10種類の商品を取り扱うメーカーで、
取引のある企業が20社。
さらに提携している運送会社が5社
あるとします。


まず取引先Aに出す荷物はどれで、
何個あって、運送会社はどこを利用するのか?
B社は?C社は?
10種類の商品それぞれについて100個、200個…
と出荷していたら、すべてを把握するだけでも
大変そう…と想像していただけると思います。


さらに出荷できたとしても、
『〇月×日に送ったA社宛ての荷物の
配送状況は?』という問い合わせが
あった場合に、アナログな方法で
管理していると、送り状一つ探すのにも
相当な時間と労力を要します。


大手企業であれば最初からシステム化を
されているので、このようなことは
起こりにくいと思いますが、
とくに中小企業では、不便さを感じながらも
従来の方法で毎日出荷をしているというのが
現状です。


そこで3PLを導入して物流という
専門ではない分野をすべて任せることで、
本来の生産や業務に集中ができ、
その分の時間を品質の向上などに
充てる
ことができます。


この 3PL を、今後弊社でも
サービス展開していこうと
考えています。


しかし 3PL を実現させるとき、
『何でも良いから出荷システムを入れよう!』
というわけにはいきません。


中小企業の場合はとくに、出荷するときの
条件やこれまでの業務の流れは千差万別です。
従って、個々のお客様にとって一番良い
出荷の方法、最適なシステムというのは
本当にそれぞれで、オリジナルのものに
せざるを得ません。


西名古屋急送は運送会社であり、
スタビライザーは出荷に特化した
システム開発を得意とする
システム会社です。


長年の運送業で培ってきたノウハウと
実績がありますので、お客様それぞれの
物流に関するお悩みや諸問題をきちんと
理解しながら出荷システムの開発に
反映することができますので、
お客様それぞれにとって最も最適な
3PL を実現できると思います。


いつもお客様のお悩みやご相談を
伺っていると、『こうしたら解決
できるかもしれない』と思うことも多く、
なんとかしてあげたいなあと僕自身も
もどかしくなることがあります。


もっとご相談いただけたらと思いますし、
そのためにも 3PL としてご提供できる
体制を整えることで、より包括的に
お客様のお役に立てるよう、
来期もますます成長していきます!



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