見出し画像

いよいよ地球温暖化がやばいって話【脱炭素経営を考える】

こんにちは。
中小企業診断士を目指すアラサー、スタバサラリーマンです。

最近、夏は暑すぎて冬は寒すぎる。(秋はいったいどこにいったのやら)

私はまだアラサーですが、10年前ってこんな気候だったっけ?と疑問に思う時があります。

これらの主な原因は地球温暖化による気候変動のようですが、それについて気になるデータが発表されましたので、紹介します。



産業革命前と比べて気温は1.48度上昇

欧州連合(EU)の気象情報機関「コペルニクス気候変動サービスは9日、2023年の世界の平均気温が産業革命前に比べて1.48度上昇し、観測史上最高を記録したと発表した。
23年の世界平均気温は14.98度となり、これまでの最高だった16年の記録を0.17度上回った。

CNNNews

な~んだ、たった1.48度か~と思った方も多いはず。

でも事態はそんなことを言ってる状況ではなく、深刻なようで・・・


なんと2016年に発効されたパリ協定では、世界平均気温の上昇を1.5度以内にしようということで話し合われていました。

ちなみにパリ協定とは、2015年の国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP21)で採択、2016年に発効した気候変動問題に関する国際的な枠組みのことで、最近巷でよく聞くSDGs(持続可能な開発目標)もこの時に発表されるなど、これを機に世界の気候変動への取り組みが加速したと言われています。

2015年、COP21の様子

つまりは、話し合いからたった数年で、当初予定していた最悪が起こりつつあるということ。

実際に、温暖化に伴った記録的な熱波の影響で、カナダ、ハワイ、欧州南部など各地で大規模な山火事が発生し多くの死傷者を出しています。

2023年8月にカナダで発生した山火事(CNN記事より引用)



2023年は日本も暑かった


2023年、日本の夏は以下各種記録が塗り替えられたそうです。

・夏の平均気温が、統計開始以降最高を記録
・夏の平均気温の平年差も、統計開始以降最高を記録
・東京では7/6~9/7の64日間最高気温30℃以上の真夏日が続き、過去最長を記録
(最高気温35℃以上の猛暑日も22日で過去最多)
・全国のアメダス地点で観測された猛暑日地点数の積算数も2010年以降最多

(Weather X記事より引用)

私の覚えている限り、秋を感じることなく、冬に突入した気がします。

しかも夏は夏で、唐突なゲリラ豪雨に何度も襲われました。
(何度、洗濯物がずぶ濡れになったことか)

このような異常気象は、化石燃料による大気汚染と海面水温の上昇が原因と言われています。

「もし我々が気候リスク管理を成功させたいと望むなら、経済の脱炭素化を急ぐと同時に、気候データや知識を活用して未来に備える必要がある」とコペルニクス気候変動サービスのカルロ・ブオンテンポ氏は指摘している。

CNN記事より引用

果たして人類はどのように生き残っていけばいいのでしょう・・・



脱炭素経営とものづくり補助金


いずれにしても、経済の脱炭素化は近々の課題と言えそうです。

近年日本でも、脱炭素経営に向けた取り組みが活発化しつつあります。

その一つとして本日紹介するのは、ものづくり補助金。

中小企業の生産性向上、持続的な賃上げに向けて、 新製品・サービスの開発や生産プロセス等の省力化に必要な設備投資等を支援する補助金です。

そして令和6年度には成長分野進出類型としてGX(グリーントランスフォーメーション)に係る投資を支援する枠が設定されています。

令和6年度ものづくり補助金チラシより抜粋


企業のうち99.7%が中小企業と言われているこの日本では、脱炭素分野はまだまだ伸びしろが見込まれる市場となっており、政府も引き続きバックアップしていく意向が読み取れますね。

私自身微力も微力ではありますが、このような記事で少しでも脱炭素知識を発信し、温暖化対策に貢献していければと思います。

こちらが元記事となったますので、お時間ある方はご確認ください。


というわけで、今日はこのへんで。
スタバサラリーマンでした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?