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ぼくは別にフリーランスという生き方を勧めたりはしない

働き方がどうのこうの言われている昨今、ぼくがフリーランスっていう生き方を選んだ理由っていうのをちょっと書き出してみようかなと。

別になりたくてなったわけじゃない

結論からいうとなりたくてなったというわけではなく、もうこれ以外の選択肢ないんじゃないの?っていういろいろな出来事の重なりと思い込みからフリーランスという生き方を選んだわけです。だからフリーランスって「カッコイイ」だとか「自由そう!」で選ぶもんでもないんじゃないかなぁとぼくは思います。(別に悪いとは言わないけれど)

そもそも仕事の良し悪しとか優劣とかないと思いますし、主観的な「隣の芝は青い」くらいのものなのではないかなと。

どうリスク管理するか?とか自分らしさってなんだろう?というのがわかってればサラリーマンだろうが、フリーランスだろうがどっちでもいいと思います。だけど一つ言いたい...

安定した収入があるっていうのはすごいんだぞ!(心の声)

小学生で働くっていうことを考える

実家が美容室をやっていて、成人式や結婚式などイベント事の着付けなども請け負っていたので、着物の展示会の会場の設営を小学生の時から手伝って小遣いを稼ぐということを体験したのが「働くコト」っていうのを考えるきっかけになったんじゃないかなぁと思います。

当時、搬入⇒設営が終わって日当4,000円とかで、時給ではなかったんですよ。で、時給という言葉すら知らない幼いながらに「早く終わらしたらめっちゃお得」ってひらめきがあって、効率を考えて動くってことをやってたんですよね。

そこから働くっていうこと自体が好きになって、中学生では当時まだそんなに流行ってなかったデニッシュ食パンを学校で売り始めるっていうことをやってとある教員からは「パン屋」と呼ばれてました。

そして消去法でフリーランスに

そんな感じで10代から「働くこと」について考えることが好きで、雇用形態なんかは別にどうでもよかったし、世の中にどんな仕事があるのか体験してみたいっていう興味の方が強かったので、高卒で上京、ガテン系からオフィス系まで行けるとこに行っては辞めてを繰り返してました。

そして20〜22才に無茶しすぎて自分自身の緊急入院など紆余曲折あった中で、さらに父親が病気で倒れた事が重なり、実家の新潟にて療養と介護をしながら

稼ぐとは?
仕事とは?

なんて事を考え、

・仕事と介護のストレスバランス
・急な対応が必要な時の融通性
・自分が必要な最低限の収入とは

というのに当てはまる働き方を模索した結果、近所の仲良い店長がいるコンビニでバイトするという結論になり、在宅で空き時間を使った仕事は何ができるのか?と考え、どんな仕事をしている場合でもなぜかやっていたクリエイティブ関連がもはや腐れ縁だと思ったので、グラフィックデザイナーをやろうと消去法で決まりました。

もともとデザインを作るということが「好きなこと」というわけではなく、幼少期に絵を描いて思い通りに描けないのに腹が立ってひたすら「どうやったらうまく描けるようになるのか?」を考えて漫画の模写などをしていて気が付いたら描けるようになってたし、そこから「応用して造る」に発展して「デザインする」ということをやり始めたら、友達が喜んでたというだけなので、できることをやろうと。

結局のところ収入は?って気になるとこだと思うんですけど、ぼくは実家にいた頃の20代後半から30過ぎくらいはバイト週4(内夜勤2日)の拘束時間28hで9~12万に+5~10万のデザイン受注って感じでした。田舎なら死にはしない感じですね。

上京して4年目になる最近は、ありがたいことに月額契約してくれる企業さんや専属提携、単発スポットなんかで月25~30万くらいが平均値って感じにはなってきましたが、まさかの電撃入籍と第一子ができて一気に家族が増えるので、まだまだがんばらなきゃなぁというところです。

最近はデザインのオンライン講座なんかをやる時には説明がわかりやすいらしいので、ご興味のある方はこちらへどうぞーー⇒twitter@stckr_A_nthn

とにかくそれぞれに合った働き方とか生き方があると思うので、人がどうだとか、自分なんて~とかは考えずに、何が正解とかもないので

こうすればより面白くなるんじゃないのか?

という問いかけをまずは自分自身にしてみてはどうでしょうか?

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