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転職 面接 準備

SIerから社内SEに転職したのは、3年前になります。

今回は転職時の面接に向けて準備したことを紹介したいと思います。

以下の内容は転職エージェントの方との面談で準備した方がいいよとアドバイスをいただいたものです。

#自己紹介 :

 会社でやったことを簡単に述べる(全体で1-2分) 

入社してから何年間はどのようなポジションでどのような技術を使って仕事をしてきたかをまとめました。

この質問はどの会社でも聞かれましたし、自己紹介をお願いしますと言われた時にも使えると思います。

30代後半の回答としては、リーダーのポジションで何人と関わってきたかをアピールすればよいのではと思います。

私の場合は自社のメンバーは少なかったのですが、関わったお客さんの人数や他社ベンダー、自社の別チームの人数などをあげました。

また、最近はグローバルとのかかわりもあると強いと思います。

#今までの成功例と失敗例

ただただ、成功例と失敗例を並べるだけでなく、なぜ成功、失敗したのかなどをそえるとよいかと思います。

失敗例については原因をいかに分析して、次にどう生かせるかを自分なりに考えておく、また、考えられるというところを

アピールできれば良いかと思います。


#応募理由

これは人それぞれ、あると思います。私の場合はSierから社内SEへの転職だったのですが、以下のようなことを考えていました。

SIerより社内SEの方が新しい技術に触れることができる。

これは実際にSIerとして働いていた時に感じていたことです。SIerよりもお客さんの方がPoCなどに積極的で完全に技術的に出遅れていると感じていました。またSIerの場合は実業務と並行して片手間で検証して、客先に提案するころにはもう古いというようなことが何度か起きていました。

SIerより社内SEの方がより幅広く技術に触れることができる。

前職では主にインフラ周りを担当していたのですが、個人的にはインフラからアプリケーションの開発まですべてに携わってみたいという思いがありました。SIerはどちらかというとスペシャリストまたはプロジェクトマネージャーのスキルを求められるため、幅広く技術に携わるというのはなかなか難しいように感じていました。

どんなキャリアパスを描いているか

この質問は転職しなくても、前職の面談ではよく聞かれました。

5年後、10年後どうなっていたいか。

毎回考えてはみるものの答えは出ない状況がずっと続きました。

技術の側面でいえば、5年後にどんな技術が生まれているか想像もつかないので、遠い先を予測するよりは臨機応変に対応できた方がいいのではないかとずっと思っていました。また、目標にしたい人が自社内にいればその人がどのようなキャリアを歩んできたか聞けばよいのでしょうが、そのような目標にしたい人もいませんでした。ホリエモンも目標設定には意味がないと言っていたかと思います。

いまでも答えは出ていないのですが、無理やり考えると、どのようなポジションでどんな仕事をしていたいか、どのように周りと接していくかなどを考えればよいのかなと思います。

例えば、技術志向で調整業務は苦手であれば、「認証基盤のスペシャリストになって、炎上案件から声がかかったときに出向いて解決していく」みたいな仕事の仕方を想定し、そのためにどんな準備をしていくかを期間でわって計画を立てるといったことです。

ただし、この目標だと5年後と10年後でどのように違いを出すかが難しくなってきます。とりあえずは上記の認証基盤のスペシャリストの度合いを考えておけばいいのかなと思います。

5年後、自社内でトップのスキルを持つ。

10年後、社外からも注目を受けるようなポジション。

といった感じになるのかなと思います。


先方への質問

これは間違いなく準備しておいた方が良いです。

ここで質問することはWebで調べればわかるようなことではなく、こちらが先方のことをよく調べたうえで質問してますよってことをアピールしたり、あわよくば、質問しながら自己アピールにつなげていければよいと思います。

私の場合はグローバル企業の案件を担当していたことをアピールすべく、

グローバルと日本法人との力関係を聞いたり、

グローバルと連携して運用保守を24/265化しているのかなどを質問しました。


1時間の面接の中で、最後の10分が質問の時間ということが多いと思いますが、

先方への質問の時間は最後の逆転のチャンスだと思います。

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