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祈りの込められた所作

古代ハワイでは祈りは自然に内側から
湧き上がって来るものとされていた

レイを編む時も 歌を歌う時も
踊りを踊る時も 自然界の中に
存在するリズムと内側のリズムを合わせ
無心になって 行うことで
自分と全ての生命との繋がりを感じ
細胞同士が交流する喜びを讃える祈りが
湧き出てくる

古来の日本人の所作は美しいと
言われるけれど やはりそこにも
祈りがあった気がする

自然界の神聖さを敬い 祈りを捧げる心で
無心になり お茶をたてたり お花を
飾ったり 歌を読んだりしていたんじゃないかな

お日様に手を合わせたり 野草を摘んだり
何かを育てたり 色んな日常の動作にも
祈りが宿っていたんじゃないかな

近代になり 人間はあまりにも頭でっかち
になって 自然界から切り離されてしまった

だけど私たちは自然の一部であり
自然界の神聖さをリスペクトしないと
いうことは 自分の生命をリスペクト
出来ないということだから

それじゃあ身体も心も
病んでしまうのも当然だ

もう一度 自然な祈りを取り戻そう

かつて出来ていたのなら きっと
思い出せるはずだ

私たちのDNAの中にちゃんと
そのタネは眠っている

ゆっくりと少しずつでも
目覚めさせていこう

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