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「陰陽師ゼロ」の興行収入が不安…

こんばんは、雲州鳩です。楽しみにしている「陰陽師ゼロ」の公開がいよいよ金曜日に迫ってきました。

ここからはノベライズ版のネタバレもあるので、ご注意くださいませ。

ただ、ちょっと「これ、売れるのかな……」という不安要素が色々あってですね……。


コナンと公開時期が被ってるし!何故!?



告知映像や「呪術」というワードを繰り返されていると、嫌でも「ああ、呪術廻戦ファンを引き込みたいんだろうなあ」という気配がビリビリ伝わってくるんですね。

これが少し前なら「鬼」を乱発して「鬼滅の刃」効果に同伴するはずだったんだろうとは思うんですけど。

コラボ企画とかも全くされていないし、東京での衣装展示もさっさと終わってしまうし。今夜から配信されたBUMP OF CHICKENの「邂逅」も、なんとなく冴えない主題歌なんです。

映画も監督&キャスティングも「原作と全く違えずに、安倍晴明と源博雅のバディ(ここ強調)を中心に描く!!」と豪語しているんですが、ノベライズを読むと二人の関係の間に、博雅とその年下の従姉妹の姫君のラブストーリーが大きく挟まれてくる。



この、男二人の友情を特出させたい時の、相棒の恋物語って今まで成功したことあんまり無くて。第三者の恋愛ならおかしく無いんだけど、冷めちゃうケースが多いんです。

しかも、ヒロインの姫君が博雅の従姉妹でかなり年下というのも、「ええっ、博雅って妹のように可愛がっていた女の子に、実は裏心があつたのか!?」「ロリコ……いやいやいや……、まあ平安時代だし……」と無理やり納得させるしか無い。博雅の恋って原作でもまず叶わなくて、悲恋で終わる。



グッズも、晴明の物しかなくて。これが晴明&博雅のコンビ商品なら喜んで購入したんですけど、ちょっとなあ〜。いかにも「山崎賢人くんしか皆さん興味ありませんよね?」的な隔たりが!!




今回の監督は佐藤嗣麻子さんで、「ゴジラ・ゼロ」にてアカデミー賞をゲットした山﨑貴監督の奥さんなんですが、山崎監督の作品に多々出演しているのが、「カメレオン俳優」の染谷将太くん。

「夫婦で看板役者のレンタルをした」と公言しているお二方が、心から信頼して預けたのが源博雅役なのに、コンビが公平な扱いをされてないんですよ!!

私個人としては「中途半端に呪術廻戦の声優を告知ナレーションに持ってくるよりも、むしろ『光る君へ』に寄せて行った方が、絶対に良い!!」と確信しております。

ちょっと色々中途半端なので、「これ、売れるのか」と物凄く不安。Netflixの中国版「陰陽師、とこしえの夢」が巨額製作された傑作だけに、大きく差が開きそうで。衣装のお金の掛け方も全然違うんです。


↑こちらのレビューがわかりやすい!


ストーリー構成やキャラクター達が文句なしに素晴らしくて、何度も見返してるんですよ、ネトフリ版!!!



取り敢えず初日舞台挨拶ビューイングには行きますけど、また観覧したらレポートを書きますね。ガッカリしない後味だと良いな。続編がいくらでも作れる原作なので。


この企画もなんか……、微妙……。もっと面白いのなかったのかな〜。



特典がCLAMPのイラストカードなのも「なんで今更CLAMP??」「どうして『呪術廻戦』を意識しているのに、芥見下々先生の絵を使わせてもらえなかったのか!?」



去年も、期待と正反対な評価を受けた二つの作品。



キムタクのレジェンド&バタフライ」の時と同じく、不安がとにかくいっぱいなんですけど、公開初日を迎えるしか無いので……。リポスト数も全然少ないしこれ、盛り上がるのかなあ「陰陽師ゼロ」〜!



描いてみた!

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