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春分の日、2024年。

こんばんは、昨日の「ウルトラマンニュージェネレーションEXPO inソラマチスカイツリー」の興奮と疲れがドカンと来て、しかも昼過ぎからの急激な天候悪化気圧降下により、ヘロヘロな雲州鳩です。



この二週間ほど外出に地下鉄を利用していましたが、今日で「地下鉄サリン事件」から29年が経過してして、私も30年間で本当に人生、色々あったなあと。



1995年の3月20に大規模な毒物でのテロが都内で起きてしまった翌日、私は一番仲良しな従姉妹と晴海埠頭で開催される春コミックシティに出かけました。

当時は「slam dunk」や「銀河英雄伝説OVA版」「炎の蜃気楼」などの全盛期。私も初めて二次創作同人誌の発行数が100冊を超えてくれて、毎日毎日原稿に追われていた頃です。

3月21日の春分の日は、前日と同じく晴天の春の陽気。まだ学生でお金もなく、イベントに向かう若い男女で混雑するバスの中、運転席のすぐ隣に立っていたんですね。

事件現場すぐの千代田線乗り場へ続く階段を眺めていると、「昨日、ここは地獄絵図だったんだよ……」という運転手さんの言葉が。



私と従姉妹は何も答えることができずに、会場に到着してそれぞれ買いたい大手サークルの列に並び、閉幕してからいつもの東京駅大丸デパートのレストラン街で食事をしたと思います。この当時私は従姉妹の家、父の末弟である叔父の家族が揃う新松戸に入り浸っていました。この日もそのまま、二人で叔父の家に帰った気がします。

うちの両親もまだ若く元気でバリバリ働いていたし、伯母や叔父も仲良く必ず年始とお彼岸、お盆には親類一同が賑やかに新松戸へ集まっていたものです。


叔父の家へ到着すると、手作りのおはぎが山と積まれていて、夜にはみんなですき焼きを囲みます。従姉妹兄弟もほとんどが学生で、食事が終わると子供達だけで揃って、隣居にて私が持ってきたアニメのOVAを観る。楽しかったなあ。あのおはぎは、どのお店に行っても超えられない幸せの味。


でも振り返ってみれば、私達が楽しい二日間を過ごしていた裏で、事件に巻き込まれた方の遺族や、普通に出勤したはずがいまだに後遺症に苦しめられている人がいる。

あれから30年、日本は谷を滑り落ちるように貧しくなり少子化と高齢者の増加、比例する労働力の激減に喘いでいます。大きな震災やコロナ禍、若い芸能人の自殺や京都アニメーションでの放火大量殺人、総理大臣狙撃なども起こりました。







今日は一日マンションにて安息していますが、私も今まで大きな自然災害や事故事件に巻き込まれることもなく、今こうして穏やかに暮らせていることへ感謝しつつ、新しい春を迎えたいと思います。





横浜ガンダムは一度神奈川での任務を終えて、大阪万博に出張するようです!



「陰陽師ゼロ」、プレミア先行上映会に当選したら良いなあ!


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マダム、ムッシュ、貧しい哀れなガンダムオタクにお恵みを……。