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【ネタバレあり映画レビュー】「ハロウィン The end」を観たよ(グロかった)


あのさぁぁぁぁぁ、シャマランの映画観たかったのおおおおおおおぉん

4月7日に公開されたから、1ヶ月は映画館でやるかなと思ってたらさぁぁぁ、いつの間にか終わってたのおお

くやじいいい


はい。
ということで、気を取り直して「ハロウィン The end」という映画を観ました。
2023年公開のアメリカ映画。

シャマランの映画の代わりに観たんだけど、思いのほか良かったです。


注意

この作品はR15です。

グロテスクな描写が多く、特に傷口から赤黒い血が溢れ出すところがハッキリ映ったりします。

ジャンプスケア(大きな音でびっくりさせるやつ)が多いです。

いじめの描写で心苦しくなる人も居そうです。

苦手な方は観るのを控えるか、........まぁめちゃくちゃ気をしっかり持って観てください。


ざっくりあらすじ


2019年のハロウィンの夜。
アメリカのそこそこド田舎の町(そこそこなのにド田舎とは)
コーリーという青年が、とある金持ちっぽい家庭を訪ねる。

出迎えた夫妻は今から夫の会社のパーティに行く。コーリーは彼らの一人息子のジェレミーの面倒を見るために来たのだ。

コーリージェレミーは途中までは大人しく留守番をしていたんだけど、ひょんなことからコーリージェレミーのイタズラで屋根裏に閉じ込められる。
パニックになりドアを蹴って開けようとするコーリー。そのドアを押さえながらコーリーを煽るジェレミー。

そうこうしてるうちに夫妻が帰宅。玄関のドアを開けた瞬間、コーリーが蹴っていた屋根裏のドアも開いた。勢いよく開いたドアに吹っ飛ばされたジェレミーは、そのまま階段の吹き抜けから落下し、命を落としてしまう。


それから4年後。
コーリー
はその後裁判やらなんやらの結果、事故であると認められ無罪に。
しかし、町の住民たちは彼を人殺しだと考えていた。コーリーは行く先々で住民たちから悪意のある態度をとられまくる。


そんな彼はある日、ローリーという老婆と出会う。町の住民のケツの青いクソガキに突き飛ばされて怪我をしている所を、彼女が助けに入ったのだ。

ローリーはとある殺人事件の生き残りで、この町で家を買って孫娘のアリソンと住んでいる。穏やかに暮らしながら、殺人事件の回想録を執筆している。

ローリーは彼を助け、そしてアリソンとくっつけようとする。お似合いだと思ったらしい。たしかにお似合い。イケメンと美女。ヒューヒュー。

しかしながら、コーリーは町の嫌われ者。
彼はある夜に件のケツの青いクソガキにまた絡まれ、陸橋から落ちて意識を失う。
そんな彼を地下の下水道に引きずる謎の人影があった........。

ちょっとネタバレ


以下ネタバレ




コーリーを引きずり込んだ者

マイケル・マイヤーズという男。
この人こそが、ローリーが以前出会した殺人犯です。
彼は小汚いハロウィンマスクを被ったジジイで、刑務所から脱走して地下に潜んでいました。

そこにコーリーが降ってきて、地下に引きずり込んで殺そうとしましたが、観た感じだとお互いに同調したみたいです。工藤静香みたいに、目と目で通じ合う感じでマイケルはコーリーの境遇を理解しているように見えました。


コーリーはブチ切れた

彼はずっと町の中で暮らし、虐げられていました。事件以来かなり過保護になった親のこどあり、出ていきたくても出ていけない。
そしてそんな彼を信じて、彼を雇った車の解体場の社長もいいひとだから迷惑かけたくない。

たくさんたくさん、我慢していたのが、マイヤーズとの出会いで一気に吹き出したのでしょうね。
生き生きと、それはもう生き生きと殺戮を開始したわけです。


最後の戦い

ローリーとアリソンにとって最大の敵であるマイヤーズ。
彼がコーリーと共に町の住民達を襲っています。ローリーはすぐにでも決着をつけたかったのですが、アリソンがコーリーと恋に落ちてしまいまして。それが邪魔をして苦戦しましたが、最終的にはマイヤーズを倒します。
最後はちゃんと、生き返らないように粉々に粉砕ですよ。

ちなみにコーリーも死にます。彼は途中まで主人公のようでしたが、可哀想にマイヤーズに利用されてしまったんですね。



ネタバレ込感想


知らなかったんですけど、これシリーズものだったんですね。
途中まで分かりませんでした。

しかも最終作かよ!
知らなかったとはいえ先に調べとくべきだったな!?

内容としては、血がすげー流れる。どす黒くてドロっとしたやつ。
そしてコーリー(やアリソン)に嫌なことしてきたやつがちゃんと痛い目見て死ぬ。ざまあ。


私がとくに好きだったところは、アリソンを出し抜いて色仕掛けで上司を手玉にとって昇進した同僚のクソ女と、その上司が殺される場面です。

そのクソ女の口のデカいこと!
100メートル先からでもデカい歯茎が確認できるくらいデカい。
殺される瞬間でもそのデカさは失われず、最後まで素晴らしい歯の輝きを見せてくれました。
アリソンにパワハラしまくってた上司と寝ようとしてまでお金に目が眩んだクソ女でした。(寝る前にパワハラ上司共々死んだ)


逆に、どうなの?と思ったところ。
コーリーにしつこく絡んだケツの青いクソガキ。
彼は取り巻きと共に4人組で行動しており、その4人ともコーリーに殺されました。

まぁね、取り巻きの黒人のイカす髪型の可愛い女子はコーリーをバカにしていたし、変な前髪と違和感しかない色の眉毛の少年もクソガキと一緒にコーリーを痛めつけたからね。この2人は死んでも別にいいよねって思った。

ただもう1人、ぽっちゃり系でクルクルヘアーの女子が殺されたのは気に入らなかった。
彼女はコーリーに絡むクソガキを何度も止めようとしたし、コーリーに謝ってもいました。
それでもクソガキ達はコーリーを虐めるのをやめない。

クソガキ達がコーリーに絡んでも止められるように、一緒に行動してたのかなって思いましたよ。全然役に立っていないけど。

彼女まで殺したのは(人として)どうなんだろって思いました。ちょっと怒りのようなものも感じました。そこまで人でなしになってしまったのかと。見損なったぞコーリー!!と。


最後のローリーとマイヤーズとの戦いも圧巻でした。容赦ない。
そんでもってマイヤーズの死体からめっちゃ血出るやん。刺しても刺しても溢れるやん。

多分、マイヤーズは何かしら超常現象的な力があるんですよね?
普通の人間なら死ぬやろって所でも元気に動いてたもん。マイヤーズから力を分け与えられていた間のコーリーも、首を突き刺して死んだと思われた後も復活していました。
マイヤーズとのペアリング(言い方)が消えたあとはあっさり死んでました。可哀想に。


だからなのか、動かなくなったマイヤーズの体を粉砕機で粉々にまでする念の入れよう。絶対に復活させない気持ちがありましたね。


最後に。
一瞬だけめちゃくちゃイカすハットを被ったハードボイルドな警官ができました。
あの帽子ぼくも被ってみたいとおまいました。かっこいい。


初見で最終作を観てしまったわけですが、それでも面白いと思える作品でした。
でも、私はジャンプスケアが好きじゃないのでそこだけはちょっと嫌だったかな。

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