色も塗り絵も好きすぎる
先日久しぶりに会った友達に、塗り絵の楽しさや色の面白さを語っていたら、
「色が好きすぎるんですね」
と言われました。
ふむ。
確かに『色』は好き。
昔は嫌いな色もあったけど、今は嫌いな色ってないな〜と思いました。
持ち物だったり、身につける物は好きな色や似合う色を選ぶけど、塗り絵をする時に「この色は好きじゃないから使わない」ということはないです。
みんな違って、みんないい♡
そんなに好きならもっとがっつり向き合ってみるか!と思った私が真っ先に思いついたのは、色について勉強すること。
別に資格を取るつもりはないんだけど、ひとまず色について知るにはどんな勉強方法があるのかな?と思って調べてみた。
色彩検定?カラーコーディネーター?
本屋さんでテキストをパラパラ見てみたけど、私が知りたいのはこういうことじゃないんだよなぁ…。
そういや以前も色について興味が湧いて、色と心理学に関する本を買ったんだった(笑)。
その本はとても興味深くて面白かったけど、文字だけの白黒印刷。
そこでカラー印刷の色と心理学に関する本を1冊買いました。
龍神とか出てきて個人的にはちょっと胡散臭いなと思う部分もあるのですが(笑)、以前買った本より詳しくいろんな色に関して書かれていたので面白かったです。
ということで、今興味があるのは色彩心理学なのですが、前述の通り資格云々は考えてなくて、自分なりに考察するのが楽しい今日この頃。
心を整えるためにはある程度知識が必要なのかもしれない。
でも、それだと色の使い方が変わってくる(と思う)。
今みたいに直感でパッパと色選びが出来なくなるんじゃないか?なんてことを思って、それって自由じゃないなと思ってしまって。
なので、今まで通り難しいことは考えず、自由に塗った上で「この色を選んだということは、こういうことなのかな?」と考えたり分析する方が私には楽しいのです。
例えば、せっかく何十色もあるんだし、いろんな色を使いたい!とカラフルにしがちなのですが、好奇心旺盛ゆえなのかな?とか。
こないだはなんだかイライラしてて、それを鎮めるなら茶色がいいんだろうけど、「ここは赤系で塗る!」と決めていたので、余計イライラするかもしれないから今日は塗り絵やめておこうとか。
塗り絵とは、そんな向き合い方をしています。
あと、動物を塗ることが多いのですが、目は最後に塗るようにしています。
(黒く印刷されてしまっているものもありますが)
というのは、先に目を塗ってしまうと完成までの間、ずーっと見られているみたいで気になってしまうから(笑)。
少しずつ色づくにつれ、平面に描かれた動物に生命力が湧いてくるような、その感覚がなんだか心地よい。
そして最後に目を塗ると、その動物に命が宿ったような感覚に陥るのです。
そして、私自身は「こんにちは。やっと会えたね」という気持ちになります。
毎日のように目にしていたにもかかわらず(笑)。
同じ線画でも、塗る人が変わると違ったものになる。
その唯一無二の、私だけの出会いが楽しくてやめられないのだと思います。